年度 |
2024年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科博士課程前期教育科学専攻教師教育デザイン学プログラム |
講義コード |
WNB70050 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
教師教育プラクティカム発展研究 |
授業科目名 (フリガナ) |
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英文授業科目名 |
Advanced Study in Practicum into Teacher Education |
担当教員名 |
松本 佑介,齊藤 一彦 |
担当教員名 (フリガナ) |
マツモト ユウスケ,サイトウ カズヒコ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 後期 セメスター(後期) |
曜日・時限・講義室 |
(後) 集中:教員研究室 |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心、演習中心、板書多用、ディスカッション、学生の発表、野外実習、作業、薬品使用 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
6
:
大学院専門的レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
08
:
教科教育学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
(1)教師教育のカリキュラムや教師教育者の教授学に関して議論されている論争点を知り,専門性開発のスタンダードの視点から,自己の見解を形成することができる。 (2)体育科の教師教育のカリキュラムや体育教師教育者の教授学には,多次元かつ多様性が認められる理由を説明できるとともに,①教師教育のカリキュラムづくりや教師教育者の役割,そして②「先生の先生」のための専門性開発を教師教育学の科学性から概説することができる。 (3)教師教育カリキュラムや教師教育者の教授学の基本的な理論を知り,それにもとづいてカリキュラムをデザインできる。また,その一部を模擬的に授業実践ができる。 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
本授業の目的は,教員志望者及び現職教員における専門性開発のその成長のための課題解決を支援する方法論について実践的に考察することである。とりわけ,ノールズ,コルブ,コルトハーヘン,ロックランらの諸言説を成人教育論(andragogy),専門性開発論(professional development)の視点から検討し,教師教育の方法論の体系化をはかる。さらに,これらの視点を手がかりにして教職課程や現職研修を観察し,教師教育者の特質や課題について実証的に究明する。なお,事例的に教科教育学(例>体育科教育学)の視点からも考察する。 |
授業計画 |
本授業は,下記の【 】にある3部の構成から成っており,それぞれの部におけるトピックについて,議論する。 第1回:オリエンテーション:本授業の進め方 【Ⅰ. 教師教育学の本質や原理的課題を問う】 第2回:教師教育者や各教科は必要か?(Topic 1) 第3回:世界の教師教育改革の動向と実態:教科の好き嫌いの原因 (Topic 2) 第4回:教師(教育者)の役割とアイデンティティ形成:教師の役割(Topic 3) 【Ⅱ. 教師教育学のカリキュラムと教授法を問う】 第5回:欧州の教師教育や教科カリキュラム:school-based の教師教育は機能しているのか? (Topic 4) 第6回:教科教育と教科内容の実態と課題①:self-studyとは何か?(Topic 5) 第7回:教科教育と教科内容の実態と課題②(Topic 6) 第8回:教科教育と教科内容の実態と課題③(Topic 7) 第9回:教師教育研究の研究方法:量的研究 (Topic 8) 第10回:教師教育研究の研究方法:質的研究(Topic 9) 第11回:教師教育研究の研究方法:混合研究法(Topic 10) 【Ⅲ. 教師教育学の学問的な意義を問う】 第12回:新しい教師教育者スタンダードを構想しよう(Topic 11) 第13回:教師教育と教科教育学の理論と方法:なぜ,そしてどのように研究するか?(Topic 12) 第14回:全講義(Topic)の内容や課題を振り返る 第15回:本授業のまとめと定期試験(論述形式)
担当教員が作成したテキストを使用する。 |
教科書・参考書等 |
『Handbook of Teacher Education』Springer, 『Handbook of Physical Education』SAGE Publications 『新版 体育科教育学の現在』創文企画 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
随時、指導する。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
1)個人レポート型の課題( Assignment 1b):5点×13回=65点(解答の論理性と具体性) ・受講者は,課題論文を読んで,以下2点を800字以内にまとめて提出する。 ①筆者の主張は何か,②あなたにとって共感できた見解,刺激を得た提案は何か。 ・解答の中から,とくに優秀なもの,オリジナリティに溢れるものを選んで,次回の授業でフィードバックする。受講者全員でその内容を検討,批評する。 2)ペア発表型の課題:20点×2回=20点(解答の論理性と根拠,説得力) ・各ペアは,【Assignment 3】のTopicの中から1つを担当し,発表する。 ・論文を選定するために,1度,研究室でカンファレンスを実施する(少なくとも発表日の2~3日前までに)。その際に,課題に適する論文を選定してくる。 ・パワーポイントで15~20分程度のプレゼンを行う。発表は,課題に対して的確に解答していること。 3)授業の振り返りの課題:15点(発表の批評力,自己の教育観の省察度) ・受講者は,大きな授業内容のまとまりの後に【Assignment 2】に対する自分の考えを記録して,提出する。 4)単位の認定ついて ・授業の性格上,3分の1以上欠席した場合は,特段の事情を除いて単位を認めない。なお,積極的に発言・行動し,授業の活性化に貢献したものには,随時加点する。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |