年度 |
2024年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科博士課程前期教育科学専攻教師教育デザイン学プログラム |
講義コード |
WNB68500 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
教職課程・現職研修カリキュラムデザイン基礎研究 |
授業科目名 (フリガナ) |
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英文授業科目名 |
Basic Study in Curriculum Design of Teaching Course and In-service Teachers' Training |
担当教員名 |
草原 和博 |
担当教員名 (フリガナ) |
クサハラ カズヒロ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 1ターム |
曜日・時限・講義室 |
(1T) 金1-4:教A414 |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心、演習中心、板書多用、ディスカッション、学生の発表、野外実習、作業、薬品使用 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
08
:
教科教育学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
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教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
(1)教師の専門性開発をめぐる論点・争点を理解するとともに,その基盤となっている思想・原理を考察できる。 (2)教職課程のカリキュラムで学ぶ大学生の成長過程や課題を調査するとともに,課題解決を支援する方策について議論できる。 (3)現職研修のカリキュラムで学ぶ教員の成長過程や課題を調査するとともに,専門性開発を支援する方策について議論できる。 |
授業計画 |
第1回 オリエンテーション:教師の専門性,教科の指導力とは 第2回 論点争点1-school based の教師教育,university basedの教師教育 第3回 論点争点2-技術的熟達者を育てる教師,反省的実践家を育てる教師教育 第4回 論点争点3-観察による徒弟制に組み込まれた教師,自立的に意思決定できる教師 第5回 事例研究1-大学生は,教科観や指導力をいかに向上させるか,させないか 第6回 事例研究2-現職教員は,教科観や指導力をいかに向上させるか,させないか 第7回 事例研究3-教職課程,現職研修の理論的・実践的な課題とは何か 第8回 論文購読1-ノールズの成人学習論,コルブの経験学習論 第9回 論文購読2-コルトハーヘンのALACTモデル,玉ねぎモデル 第10回 論文購読3-レビンのaction research,ロックランのself-study 第11回 論文購読4-ショーマンのPCK,ハウリー・クロウのrationale development論 第12回 開発研究1-教職課程の学生が確立しているpersonal practical theory 第13回 開発研究2-personal practical theoryの再構築を支援する教職課程のカリキュラムデザイン 第14回 開発研究3-現職教員が陥りやすいwashed out現象 第15回 washed out現象からの立ち直りを支援する現職研修のカリキュラムデザイン |
教科書・参考書等 |
(1)日本教師教育学会編『教師教育研究ハンドブック』学文社 (2)F/コルトハーヘン著『教師教育学:理論と実践をつなぐリアリスティック・アプローチ』学文社 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
文献資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
指定する文献・資料を事前に学習すること。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
(1)計5回のエッセイの作成を求める。エッセイは,以下の観点と比率で評価する。 ・論文理解,概念理解の正確性・・・5割 ・観察記録,文献読解の妥当性・・・3割 ・批評や代替案,示唆の有効性・・・2割 (2)提出されたエッセイが,ABCの3水準の内,いずれもB以上に判定された場合,合格とする。 (3)授業の性格上,3分の1以上欠席した場合は,特段の事情を除いて単位を認めない。 |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
高校地理歴史科の指導経験のある教員が,地理歴史科の指導法について講義する。 |
メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |