年度 |
2024年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科博士課程前期教育科学専攻教師教育デザイン学プログラム |
講義コード |
WNB23055 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
指導・評価法デザイン発展研究 |
授業科目名 (フリガナ) |
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英文授業科目名 |
Advanced Study in Instruction and Evaluation Method Design |
担当教員名 |
山元 隆春 |
担当教員名 (フリガナ) |
ヤマモト タカハル |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 後期 3ターム |
曜日・時限・講義室 |
(3T) 月1-4:*教C609 |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心、ディスカッション、学生の発表 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
7
:
大学院発展的レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
08
:
教科教育学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
国語教育学、国語教育史、文学教育、読むことの教育 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
国語教育学・国語教育史における基本的な問題を取り上げながら、教師教育デザイン学の課題と方法について考察し、国語教育を進める者としての知見を広め、見識を高めることを目的とする。戦後日本における文学教育論の史的検証を主たるテーマとする。 |
授業計画 |
第1回 文学教育史の諸課題─戦後文学教育の理論的展開を中心に─ 第2回 荒木繁による「万葉集」実践と「問題意識喚起の文学教育」論争 第3回 戦後文学教育における「問題意識喚起の文学教育」論の意義 第4回 戦後文学教育における「学習のてびき」の一源流 第5回 文学教育の教育内容としての「認識」(1)―「状況認識の文学教育」の場合― 第6回 文学教育の教育内容としての「認識」(2)―熊谷孝の場合― 第7回 戦後日本の読者論と文学教育 第8回 桑原武夫『文学入門』と文学教育 第9回 外山滋比古『近代読者論』『修辞的残像』と文学教育 第10回 西郷竹彦の文芸学・文芸教育論と授業における読者の発見 第11回 学習者の読みをいかす授業の思想と方法―太田正夫を中心に― 第12回 児童言語研究会による「一読総合法」提唱と文学教育 第13回 文学作品の形式・構造を問う理論の展開―「分析批評」による文学教育― 第14回 文学教育におけるW・イーザー『行為としての読書』の受容と展開 第15回 国語カリキュラムに「文学」はなぜ必要か
第14回の授業までに課題を提示し、第15回の講義後、その課題に即した試験を行う。 |
教科書・参考書等 |
【教科書】幸田国広『国語教育は文学をどう扱ってきたのか』(大修館書店, 2021) 【参考書】浜本純逸『戦後文学教育方法論史』(明治図書, 1978) 山元隆春『文学教育基礎論の構築(POD版)』(溪水社,2016)とくに第1章及び第2章 その他、授業のなかで適宜紹介する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト、配付資料 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
初回授業で、各回の講義に先立って教科書のどこを予習したらよいか指示する。復習に関しては講義のなかで伝える。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
講義内容についての受講生の理解を、講義時間内の質疑応答や毎回講義終了後に提出を求める講義内容についての振り返り記述によって評価する。(60%)また、学期末の試験答案を授業の到達目標・テーマに照らして評価する。(40%) |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
中学校・高等学校国語科授業を5年間担当した経験のある教員が、国語教育学の理論と実践に関する諸文献・諸問題の具体的な分析・解釈にいかす。 |
メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |