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年度 2024年度 開講部局 人間社会科学研究科博士課程前期人文社会科学専攻人間総合科学プログラム
講義コード WMJ60301 科目区分 専門的教育科目
授業科目名 民族誌論
授業科目名
(フリガナ)
ミンゾクシロン
英文授業科目名 Reading Ethnography
担当教員名 長坂 格
担当教員名
(フリガナ)
ナガサカ イタル
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 木5-8:総K104
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心、演習中心、板書多用、ディスカッション、学生の発表 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 5 : 大学院基礎的レベル
学問分野(分野) 23 : 人文学
学問分野(分科) 11 : 文化人類学
対象学生 文化人類学の理論、方法に関心を持つ学生
授業のキーワード 民族誌、フィールドワーク、表象、グローバリゼーション、移住、実践、コミュニティ 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
 
授業の目標・概要等 この授業では、社会・文化人類学の主要な調査研究方法であり、また調査研究の成果でもある民族誌について学ぶ。授業の目標は、受講生が、民族誌的アプローチに関する知識を習得すること、異文化/他者の表象に伴う諸問題への理解を深めること、そしてそれらを通して現代世界における民族誌の可能性を探求し、自らの研究実践においても民族誌的手法を活用できるようになることである。 授業では、民族誌についての2回の講義の後、2冊の民族誌の講読を行う予定である。1冊は日本語のテキストを、もう1冊は英語のテキストを講読する予定である。 
授業計画 第1回 ガイダンス(民族誌概論、授業の目標、評価)
第2回 他者表象の諸問題と現代世界における民族誌の可能性
第3回 実践コミュニティの民族誌1
第4回 実践コミュニティの民族誌2
第5回 実践コミュニティの民族誌3
第6回 実践コミュニティの民族誌4
第7回 実践コミュニティの民族誌5
第8回 実践コミュニティの民族誌6
第9回 移動とジェンダーの民族誌1
第10回 移動とジェンダーの民族誌2
第11回 移動とジェンダーの民族誌3
第12回 移動とジェンダーの民族誌4
第13回 移動とジェンダーの民族誌5
第14回 移動とジェンダーの民族誌6
第15回 まとめ

2冊の民族誌の内容を受講生が発表する。それぞれの民族誌についてレポートを課す。 
教科書・参考書等 テキストは最初の授業で指示する。読解するテキストには英語の図書が含まれる。下記は参考図書である。
松田素二・川田牧人編『エスノグラフィー・ガイドブック』嵯峨野書院、2002年 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 テキスト,配付資料,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
毎回、Moodleで配布される書籍の該当部分を読了したうえで授業に参加すること。 
履修上の注意
受講条件等
講読する民族誌には、英文の図書も含まれる。英文の図書を読解し、その内容を日本語で発表することが課されることを踏まえて、履修するかどうかを判断するようにしてください。 
成績評価の基準等 レポートおよび発表と発言を通した授業への貢献から評価する。評価は、おおむね以下の配分で行う。
レポート80%
発表および発言20% 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 第二回の授業(授業初日)で、民族誌の読解の分担を決定する。第二回の授業に出席できない場合は、事前に主担当(長坂)まで連絡すること。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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