年度 |
2024年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科博士課程前期人文社会科学専攻人間総合科学プログラム |
講義コード |
WMJ31901 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
英米文化論 |
授業科目名 (フリガナ) |
エイベイブンカロン |
英文授業科目名 |
British and American Cultural Studies |
担当教員名 |
的場 いづみ |
担当教員名 (フリガナ) |
マトバ イヅミ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 1ターム |
曜日・時限・講義室 |
(1T) 火5-8:総J301 |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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演習中心、パワーポイントおよび板書、ディスカッション、学生の発表 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
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学問分野(分野) |
23
:
人文学 |
学問分野(分科) |
13
:
地域研究 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
アメリカ合衆国、戦争、映画、表象、トラウマ、記憶、ヴェトナム、イラク、SDG_10 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
戦争表象は国家と個人との関係を鮮明に浮き彫りにする。戦争を人々がどのように考えまたは記憶し、どのように表現するかは、時代と社会の感性と知の枠組みを如実に伝えている。ヴェトナム戦争以降の米国の戦争表象を概観することにより、米国民が自国をどのように認識してきたか/認識しようとしているか、また、他者とどのように関わってきたかという問題を考察する。 |
授業計画 |
1. イントロダクション:米国にとってヴェトナム戦争とは? 2.1960年代のヴェトナム戦争表象:『グリーン・ベレー』 3.1970年代のヴェトナム戦争表象:『タクシー・ドライバー』に見られる帰還兵 4. 1970年代のヴェトナム戦争表象:『ディア・ハンター』 5. 1970年代のヴェトナム戦争表象:『帰郷』 6. 1970年代のヴェトナム戦争表象:『地獄の黙示録』 7. 1980年代のヴェトナム戦争表象:PTSDの概念成立と『ランボー』 8. 1980年代のヴェトナム戦争表象:『プラトーン』 9. 1980年代のヴェトナム戦争表象:『フルメタル・ジャケット』 10. 1980年代のヴェトナム戦争表象:帰還兵と家族の苦悩 11. 湾岸戦争とヴェトナム戦争 12. 9.11のナラティヴへのヴェトナム戦争の影響 13. イラク戦争表象 1 14. イラク戦争表象 2 15. まとめ
最終レポートの提出を求める。授業の中盤以降に2回ほど受講生に実際に作品分析の練習をするため、分析し発表して貰う。 |
教科書・参考書等 |
資料を配付する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
配付資料,映像 対面での実施を予定していましたが、感染状況によりオンライン(同時双方向型)で実施し、Microsoft Teamsを使用します。 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第1回-第14回:配布資料を熟読する。授業では映画を部分的にしか見せられないので、全体を通して見てみる。 |
履修上の注意 受講条件等 |
15回の授業のうち、2回は受講生が授業時間外に作品全体を観た上で分析した内容を発表して貰います。その際、作品のDVD等を貸し出すことはありません。ご自身が利用されている配信サービス等を利用してください。 |
成績評価の基準等 |
授業への取り組みの姿勢40%、レポート60% |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
授業は基本的には日本語で実施します。2回の発表については、日本語での発表が難しい留学生には英語での発表も認めます。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |