年度 |
2024年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科博士課程前期人文社会科学専攻人間総合科学プログラム |
講義コード |
WMJ31801 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
ヒロシマ平和学 |
授業科目名 (フリガナ) |
ヒロシマヘイワガク |
英文授業科目名 |
Hiroshima Peace Studies |
担当教員名 |
水羽 信男 |
担当教員名 (フリガナ) |
ミズハ ノブオ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 後期 3ターム |
曜日・時限・講義室 |
(3T) 月5-8:総K304 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心、ディスカッション |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
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学問分野(分野) |
23
:
人文学 |
学問分野(分科) |
07
:
史学 |
対象学生 |
学ぶ熱意のある学生 |
授業のキーワード |
広島とヒロシマ アジア史 平和都市 核兵器 核の平和利用 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
本講義の目的は、平和を総合的に理解するために、広島という具体的な「場」に着目し、この街がやがてカタカナ書きで表記されるに至る歴史過程とその意味を、アジア史の文脈のなかで理解することである。そのことを通じて、これまで、さまざまに語られてきた平和や「ヒロシマ」について、政治的立場の違いや感情論から論じるのではなく、学問的な方法論に基づき理解し、議論できる能力の獲得を目指す。 |
授業計画 |
第1回 導入 第2回 明治維新以後の広島 第3回 大正デモクラシーと広島 第4回 昭和モダンと広島 第5回 アジア近代史における広島の位置 第6回 米国による原子爆弾の投下の目的 第7回 被爆の実相 第8回 アジアにおける8月6日の意味 第9回 平和都市広島の成立 第10回 平和都市広島の成立 第11回 朝鮮戦争と広島 第12回 サンフランシスコ条約以後の広島 第13回 高度経済成長と広島 第14回 アジア現代史のなかの広島 第15回 受講生と教員とによる総括的討論
すべての講義を終えたのちに、レポートを課します。 |
教科書・参考書等 |
教科書として配布したプリンを使用する。以下、参考書。 米山リサ/小沢弘明ほか訳『広島 記憶のポリティクス』岩波書店、2005年 布川弘『〈近代都市〉広島の形成』吉川弘文館、2018年など |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,配付資料,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第1回 授業のねらいを理解しよう。 第2回 近代都市広島の特質を理解しよう。 第3回 原爆前の広島の実相を理解しましょう。 第4回 日中戦争への道を広島に即して理解しましょう。 第5回 アジア史という視座について考えましょう。 第6回 なぜアメリカ合衆国は原爆を投下したのか、考えましょう 第7回 核兵器について総合的に理解しましょう。 第8回 アジアの人々にとっての原爆について考えましょう。 第9回 平和都市とは何か、自分なりに考えてみましょう。 第10回 被爆後の広島の復興の意味を理解しましょう。 第11回 朝鮮戦争を広島から考えてみましょう。 第12回 1950年代後半の広島の歴史を考えましょう。 第13回 1960年代のアジアと広島を結び付けてみましょう。 第14回 改めてアジア史という視座を論じてみましょう。 第15回 授業の内容を自分なりにまとめてみましょう。 |
履修上の注意 受講条件等 |
特にありません。 |
成績評価の基準等 |
授業への参加態度およびレポート |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
大学院レベルにふさわしい内容のものにしたいと思います。受講生の積極的な参加を求めます。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |