年度 |
2024年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科博士課程前期人文社会科学専攻人間総合科学プログラム |
講義コード |
WMJ30701 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
日本地域研究 |
授業科目名 (フリガナ) |
ニホンチイキケンキュウ |
英文授業科目名 |
Japanese Area Studies |
担当教員名 |
渡邊 誠 |
担当教員名 (フリガナ) |
ワタナベ マコト |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 水1-4:総J304 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
|
演習中心、ディスカッション、学生の発表 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
|
使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
|
学問分野(分野) |
23
:
人文学 |
学問分野(分科) |
07
:
史学 |
対象学生 |
|
授業のキーワード |
日本の社会・文化、歴史の過去と現在、国民国家、研究論文輪読 |
教職専門科目 |
|
教科専門科目 |
|
プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
---|
到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
アジアのなかの「日本地域」という視点から、歴史的な日本の社会・文化の特色を考える。主として扱う時代は古代・中世だが、近代日本の国家や現代の日本社会が日本固有の文化をそのなかに見出してきた眼差しも意識する。過去の歴史がナショナル・アイデンティティの形成においてどのように理解され、また逆にそうした現代の視点を取り除いたとき、歴史はいかに捉え直されるべきかを考えながら、国際社会における日本の伝統的、地域的な文化・社会のありようを深く理解する視点を学ぶ。 |
授業計画 |
【6/12】(3-4限のみ実施、1-2限休講) 第1回 ガイダンス(本授業のねらいと内容、進め方について) 授業は年度毎に具体的なテーマを設定して行う。 受講者はテキストとして指定された論文を分担して発表し、全員で議論する。 本年度は山川出版社刊「日本史リブレット」から文字・文化・宗教・文化に関する書籍を選んで1日1冊輪読する。
第1回は、鐘江宏之『地下から出土した文字』について考える。 【6/19】 第2回・第3回 テキスト要約報告・討論 新川登亀男『漢字文化の成り立ちと展開』 【6/26】 第4回・第5回 テキスト要約報告・討論 小川剛生『中世の書物と学問』 【7/3】 第6回・第7回 テキスト要約報告・討論 勝浦令子『古代・中世の女性と仏教』 【7/10】 第8回・第9回 テキスト要約報告・討論 末木文美士『中世の神と仏』 【7/17】 第10回・第11回 テキスト要約報告・討論 安田次郎『寺社と芸能の中世』 【7/24】 第12回・第13回 テキスト要約報告・討論 村井早苗『キリシタン禁制と民衆の宗教』 【7/31】 第14回・第15回 高木博志『陵墓と文化財の近代』 |
教科書・参考書等 |
テキストは上記の通り。事前にmoodleで配布する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
|
【詳細情報】 |
|
授業で取り入れる 学習手法 |
|
予習・復習への アドバイス |
各回とも、報告担当者はテキストを要約して発表するとともに、テキストの内容を踏まえたテーマについての自分の考えと討論すべき論点を提示する。 報告担当者以外の受講者も全員がテキストを読み、議論すべきことを考えておく。 |
履修上の注意 受講条件等 |
日本語必須。 |
成績評価の基準等 |
授業時間内に課すレポートや、課題に関する発表、ディスカッションを評価する。比率は30:50:20 |
実務経験 |
|
実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
|
メッセージ |
|
その他 |
|
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |