年度 |
2024年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科博士課程前期人文社会科学専攻人間総合科学プログラム |
講義コード |
WMJ30601 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
マイノリティ文化思想 |
授業科目名 (フリガナ) |
マイノリティブンカシソウ |
英文授業科目名 |
Minority Cultures and Ideology |
担当教員名 |
辻 輝之 |
担当教員名 (フリガナ) |
ツジ テルユキ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 後期 3ターム |
曜日・時限・講義室 |
(3T) 木5-8:総A709-1 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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演習中心,ディスカッション,フィールドワーク,プロジェクト,発表 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
05
:
社会学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
文化、「社会学的想像力」、マイノリティ、権力、階層、差別、偏見、ステレオタイプ、人種、エスニシティ、ジェンダー、セクシュアリティ、健常主義、年齢主義、交差性、フィールドワーク |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
マイノリティ研究は、学際的専門分野であり、自らの専門性を足場としつつ、他の専門領域による事例研究や理論的議論の成果を積極的に取り入れたアプローチが求められる。本演習において、学生は幅広い分野の研究成果を批判的に検討しつつ、自らの専門性の重要性を再認識するだけでなく、他の分野と相対化して独創的なアプローチの確立を目指す。前半は、リーディングとそれに基づくディスカッションから着想を得て、プロジェクトのプロポーザルを作成し、後半はプロジェクトを実施して、その成果をレポートと口頭発表によって共有・還元する。限られた時間的制約の中で多くの英語文献に目を通すことで、大学院生として求められる読解力を身につけることも副次的な目標とする。 |
授業計画 |
本演習は、大きく2つのクラスターで構成される。前半は、重要な論文や書籍を読み込み、人種・エスニシティ、ジェンダー、セクシュアリティ、健常者主義(障がい者差別)、年齢主義(差別)などのトピックに関したディスカッションを行いつつ、学生個々がプロジェクトのプロポーザルを作成する。後半は、プロポーザルに沿ってプロジェクトを実施し、その成果を発表する。
#1:コースオリエンテーション
#2~12:リーディングとディスカッション,プロジェクトプロポーザル 大学院生としての読書力・読解力を要請することも目標に各週3本程度を目安として、学術論文(あるいはその抜粋)のリーディングと、それに基づいた発表とディスカッションを行う。同時にリーディングとディスカッションから着想し、学生は各々のプロジェクトプロポーザルを作成する。
#13~15 プロジェクト成果発表 - |
教科書・参考書等 |
教科書は特に指定しない。フィールドワークの技法やその倫理的側面などに関するリーディングについては指示・配布する。プロジェクトに関連する文献については、プロジェクトのプロセスの一環として、学生自らが選定、リーディングリストを作成して進める。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
パワーポイントプレゼンテーション、テキスト、配付資料,映像(ビデオ/PC/その他画像資料)。PCの使用を求める場合には適宜指示する。 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
有意義なディスカッションのためにはリーディングは必修である。本演習への参加を通して、限られた時間の中で必要な文献を「選択的に」読み、理解するという、大学院生に求められる能力を身につけてほしい。 |
履修上の注意 受講条件等 |
※本演習は、基本的に対面で実施する。ただし、コロナウイルスの感染状況や予期せぬ災害の発生などの場合は、Teams上でのオンラインリアルタイム授業、またBb9を活用したオンデマンド型授業に切り替えて実施する。その場合は、十分猶予を以て通知する。
※演習は、基本的に日本語で行う。リーディングは英語による国際学術雑誌論文やその抜粋が中心となり、受講生の能力に応じて適切で可能であると判断されれば、英語によるディスカッションも行う。 |
成績評価の基準等 |
以下の項目における成果に基づいて評価を行う。 ● ディスカッション、他の学生の発表に対するコメント等演習への積極的参加と貢献(30%) ● プロジェクトプロポーザル(20%) ● プロジェクトレポート(30%) ● 口頭発表(20%) |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |