年度 |
2024年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科博士課程前期人文社会科学専攻経済学プログラム |
講義コード |
WMEA2100 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
ミクロ経済学 |
授業科目名 (フリガナ) |
ミクロケイザイガク |
英文授業科目名 |
Microeconomics |
担当教員名 |
堀江 真由美 |
担当教員名 (フリガナ) |
ホリエ マユミ |
開講キャンパス |
東千田 |
開設期 |
1年次生 前期 セメスター(前期) |
曜日・時限・講義室 |
(前) 月11-12:東千田第3演習室 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心、板書多用 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
03
:
経済学 |
対象学生 |
M1以上 |
授業のキーワード |
ミクロ経済学、市場均衡、不確実性下の市場均衡、証券市場の均衡 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
本授業では、大学院で身につけておきたいミクロ経済学の基礎知識を習得し、ファイナンス分野の文献で用いられる手法を学び理解を深めます。特に、不確実性下の市場均衡、証券市場の均衡分析、資本資産価格付けモデル(CAPM)の基礎を修得し、使えるようになることを目標とします。 ミクロ経済学の基礎的手法に沿って、消費者行動、企業行動を記述し、市場均衡、一般均衡を説明し、市場成果を評価するための効率性の概念を解説します。そのうえで、不確実性を定式化し、不確実性下の市場均衡を導入し、証券市場の均衡分析につなげていきます。理解を深めるために、課題形式で問題を解くトレーニングを行います。 尚、受講生の到達目標と理解度に合わせて、授業内容を一部変更する等の対応を考えます。 |
授業計画 |
第1回 基礎概念と分析手法 第2回 消費者行動(1):選好と効用関数、効用最大化と需要 第3回 消費者行動(2):需要の変化と財の分類、交換の理論 第4回 消費者行動(3):双対性アプローチ、スルツキー方程式 第5回 企業行動(1):費用と供給、生産技術と費用 第6回 企業行動(2):生産要素の需要、短期費用と長期費用 第7回 企業行動(3):費用関数の性質、生産集合、生産集合と利潤 第8回 競争経済の均衡(1):市場均衡、市場調整 第9回 競争経済の均衡(2):交換経済における競争均衡、生産経済における競争均衡 第10回 経済厚生 第11回 不確実性と情報(1):期待効用、危険に対する態度 第12回 不確実性と情報(2):保険と資産選択、不確実性下の市場均衡 第13回 証券市場(1):証券市場の均衡、平均・分散アプローチ 第14回 証券市場(2):資本資産価格付けモデル 第15回 証券市場(3):企業の資金調達
進捗状況に合わせて、練習問題を課題(宿題)として解き、提出してもらいます。 期末試験を実施します。 |
教科書・参考書等 |
テキスト 『新版 ミクロ経済学』 武隈愼一著 新世社、2016年 参考書 『演習 ミクロ経済学 第2版』 武隈愼一著 新世社、2017年 その他の参考文献等は、必要に応じて授業中に紹介します。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
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授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
受講者は、テキストの該当箇所を必ず予習したうえで受講してください。問題演習の課題を出しますので、次回の講義までの間に、必ず問題を解いて来るようにしてください。問題の解説は解説動画で行う場合がありますので、必ず視聴して復習するようにしてください。(平均して、2時間程度の予習・復習・問題演習の学習時間が想定されます。) |
履修上の注意 受講条件等 |
予習・復習を主体的に取り組むことを前提とします。 |
成績評価の基準等 |
期末試験70点、課題30点の合計 100 点で評価します。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |