年度 |
2024年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科博士課程前期人文社会科学専攻経済学プログラム |
講義コード |
WMEA1000 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
応用ファイナンス |
授業科目名 (フリガナ) |
オウヨウファイナンス |
英文授業科目名 |
Applied Finance |
担当教員名 |
小野 貞幸 |
担当教員名 (フリガナ) |
オノ サダユキ |
開講キャンパス |
東千田 |
開設期 |
1年次生 前期 セメスター(前期) |
曜日・時限・講義室 |
(前) 木13-14:東千田M302講義室 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
03
:
経済学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
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教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
応用ファイナンスで取り扱う主要項目は、(1)キャッシュフロー・モデルまたは裁定取引が不可能であるという仮定から、債券、為替レート、金融派生商品(先物、オプション、スワップなど)の適正価格を導き分析する。(2)金融資産のリスクとリターンの関係を考察し、また資本資産評価モデル(CAPM)の基礎的な部分を紹介し、応用方法を考えます。講義では、基本事項を紹介し、理論を導き、その理論を使い計算を行うことを主としますが、日本経済新聞などに取り上げられた世界の金融市場で起きました事象を随時紹介していく予定です。 |
授業計画 |
講義項目 (1) リスクとリターン:リスクとリターンの測定方法とリスクに対する投資家の態度を説明する。 (2) 資本資産評価モデル 1:資本資産評価モデルの重要な仮定と結論を述べる。 (3) 資本資産評価モデル 2:投資信託(ファンド)について詳細に説明する。 (4) 資本資産評価モデル 3:資本資産評価モデルによるリスクとリターンの関係式を考察し、リスクの適切な測定値を見出す。 (5) 効率的市場仮説:資産価格と投資家が持つ情報との関係を考査する。 (6) 為替レート 1:為替レートによる海外資産のリターンへの直接・間接的な影響を調べる。 (7) 為替レート 2:為替レートの動きを説明する主要な3つの理論を紹介する。 (8) 先物・先渡し取引:金融派生商品の全体像と金融派生商品の一つ先物・先渡し取引を説明する。 (9) オプション 1:金融派生商品の一つオプションの重要事項を説明する。 (10) オプション 2:裁定取引が不可能という条件から、オプション価格の関係式を導く。 (11) ブラック・ショールズ・マートン オプション価格方程式:オプション価格の主要な理論式を紹介し、仮定、結論、そして問題点を観察する。 (12) 為替スワップ、利子スワップ:金融派生商品のスワップのうち主要な2つを紹介する。 (13) 債券:主要な金融資産の一つ債券の重要事項を説明する。 (14) クレジット・デフォルト・スワップ:基本事項と適正価格について論じる。 (15) 期末試験 |
教科書・参考書等 |
応用ファイナンスの講義テキストはありませんが、参考図書としまして、以下に示します。 • Modern Portfolio Theory and Investment Analysis, by Edwin J. Elton, Martin J. Gruber, Stephen J. Brown, William N. Goetzmann. • コーポレートファイナンスの原理 / ステファン・ロス, ランドルフ・ウェスターフィールド、ジェフリイ・ ジャフィ著 ;大野薫 監訳 • コーポレートファイナンス 上下 / リチャード・ブリーリー, スチュワート・マイヤーズ 著;藤井真理子、国枝繁樹 監訳 • 先物・オプション取引入門 / ジョン・ハル 著; 小林孝雄, オーパスワン |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
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授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
それぞれの講義後の復習が重要。 |
履修上の注意 受講条件等 |
なし |
成績評価の基準等 |
期末試験の結果により評価が決まります。試験のルール・形式は事前に連絡いたします。また、試験を受験しない場合、原則ゼロ点になります。ただし、例外として病気などの考慮すべき理由があり、その理由が認められた場合、追試の受験もしくは代わりの成績評価基準を採用することが許可されることもある。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
広大メール宛に講義に関する情報を必要時送付します。なお4月8日頃(一回目の講義は4月11日)に講義情報を含むメールを応用ファイナンスの履修生に配信します。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |