年度 |
2024年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科博士課程前期人文社会科学専攻法学・政治学プログラム |
講義コード |
WMD01500 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
現代憲法論 |
授業科目名 (フリガナ) |
ゲンダイケンポウロン |
英文授業科目名 |
Modern Constitutional Law |
担当教員名 |
辛嶋 了憲 |
担当教員名 (フリガナ) |
カラシマ リョウケン |
開講キャンパス |
東千田 |
開設期 |
1年次生 前期 セメスター(前期) |
曜日・時限・講義室 |
(前) 月5-6:東千田第4演習室 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
|
演習中心、ディスカッション、学生の発表 対面での演習を原則とします。感染状況などによっては、Microsoft Teamsを用いたオンライン(同時双方向型の所謂ハイブリット型・全面オンライン型など)になる可能性もあります。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
|
使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
|
学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
01
:
法学 |
対象学生 |
博士前期課程1年次生以上 |
授業のキーワード |
基本的人権、統治機構、日本国憲法、比較法、判例研究、SDGs_03・05・10・16 |
教職専門科目 |
|
教科専門科目 |
|
プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
---|
到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
■授業概要:憲法学に関する判例・文献について担当者に報告をしてもらい、報告後、受講者全体で議論をしてもらいます。 ■授業目標:上記演習により公法学の基本的な理論や伝統的な判例法理を理解してもらいます。この理解に基づき、批判的な検討や諸外国との比較法的検討も含め、現代社会の諸問題を多角的な法学上の議論を自らできるようになってもらいます。 |
授業計画 |
第1回 イントロダクション(報告の割り当て、報告の仕方) 第2回 信教の自由に関する報告 第3回 思想・良心の自由に関する報告 第4回 新しい人権に関する報告 第5回 表現の自由:総論に関する報告 第6回 ヘイトスピーチに関する報告 第7回 学問の自由に関する報告 第8回 経済的自由権に関する報告 第9回 平等原則に関する報告 第10回 生存権に関する報告 第11回 権力分立に関する報告 第12回 司法に関する報告 第13回 立法に関する報告 第14回 行政に関する報告 第15回 まとめ
履修者のご関心・研究内容に応じて、上記の内容は前後・修正することがございます。 |
教科書・参考書等 |
■教科書:教科書については特に指定しません。 ■参考書:以下の文献は購入する必要はありませんが、近年の憲法の教科書の一例を紹介します。 講義のみならず、予習・復習の際に、図書館などで下記の参考文献等を読むことにより、憲法学、現代社会の問題に対する理解をより深めることができます。
<専門的な教科書> 芦部信喜・高橋和之(補訂)『憲法[第8版]』(岩波書店、2023年) 渡辺康行・宍戸常寿・松本和彦・工藤達朗『憲法I 基本権』(日本評論社、2023年) 渡辺康行・宍戸常寿・松本和彦・工藤達朗『憲法II 総論・統治』(日本評論社、2020年) 安西文雄・巻美矢紀・宍戸常寿『憲法学読本[第3版]』(有斐閣、2018年) 高橋和之『立憲主義と日本国憲法[第5版]』(有斐閣、2020年) 只野雅人・松田浩編『現代憲法入門』(法律文化社、2019年)
<判例教材> 長谷部恭男・石川健治・宍戸常寿編『憲法判例百選I、II[第7版]』(有斐閣、2019年) 木下昌彦(編集代表)『精読憲法判例[人権編]』(弘文堂、2018年) 木下昌彦(編集代表)『精読憲法判例[統治編]』(弘文堂、2021年)
<法学入門書> 道垣内弘人『プレップ法学を学ぶ前に[第2版]』(弘文堂、2017年) 田中成明『法学入門[第3版]』(有斐閣、2023年) 早川吉尚『法学入門』(有斐閣、2016年) 長谷部恭男『法律学の始発駅』(有斐閣、2021年) 山田晟『法學[新版]』(東京大学出版会、1964年) 田中英夫『実定法学入門[第3版]』(東京大学出版会、1974年) 西田真之『「法のカタチ」から考える法学の基礎』(ミネルヴァ書房、2020年) 宍戸常寿・石川博康『法学入門』(有斐閣、2021年) 村中洋介ほか『嫌いにならない法学入門[第2版]』(信山社、2023年) 三上威彦(編)『法を学ぼう』(信山社、2020年) |
授業で使用する メディア・機器等 |
|
【詳細情報】 |
|
授業で取り入れる 学習手法 |
|
予習・復習への アドバイス |
予習:報告者はもちろんのこと、報告者以外の皆様も該当する判例・文献をしっかりと読み、分からない点や疑問に思う点、批判すべき点などをまとめてください。 復習:演習での議論を踏まえた上で、該当する判例・文献を再度読み直してください。 |
履修上の注意 受講条件等 |
法学は様々な学問領域と関連するものです。そのため、この演習では、憲法学に限らず、様々な学問領域の院生の皆様の参加を歓迎しております。 |
成績評価の基準等 |
報告・質疑・議論への取り組み状況によって評価します。 |
実務経験 |
|
実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
|
メッセージ |
上述のように、一つの事案やテーマを様々な角度から検討してみましょう。 |
その他 |
|
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |