年度 |
2024年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科博士課程前期人文社会科学専攻人文学プログラム |
講義コード |
WMBV7001 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
地理情報システム学講義 |
授業科目名 (フリガナ) |
チリジョウホウシステムガクコウギ |
英文授業科目名 |
Lecture on Geographical Information System |
担当教員名 |
後藤 秀昭 |
担当教員名 (フリガナ) |
ゴトウ ヒデアキ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 金5-8:文B104 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義が中心ですが,地図の作業やPCを利用した作業も一部にあります。必携PCを持参ください。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
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学問分野(分野) |
23
:
人文学 |
学問分野(分科) |
12
:
地理学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
地理学,地理情報学,GIS,地図 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
この授業では,地図の基礎知識を学ぶとともに,地理情報システムの基礎的概念と研究成果について紹介し,地図や地理情報システムの可能性について考えさせる。 地理学は地理的事象を「場所」と関連づけて考えることが特徴である。地図は「場所」を記すツールであり,特定の事象を表現した地図(主題図)は調査・観察の成果を表現する手段であるとともに考察や思考の道具である。最近では様々な地理的情報を統合的に扱う地理情報システム(GIS)で地図を作成したり,分析したりすることが一般的になってきた。地図の歴史や作成法・利用法などの地図学とともに,GISの基本的な概念やGISを使った研究成果を紹介する。 |
授業計画 |
1.オリエンテーション 2.地図の概念と歴史 3.日本における地図作成の歴史 4.地形図から読み取る都市の変化—地形図式と読図基礎— 5.図上計測と測地系 6.地図投影法 7.主な主題図の特徴と利用—地形分類図・土地利用図などの官製主題図と主題図作成基礎— 8.主題図の表現法基礎 9.主題図の表現法 10.地理情報システム(GIS)の歴史と概念 11.地理情報(地理データ)の種別と特徴 12.利用可能な地理データ(基盤地図情報,国土数値情報,アドレスマッチング,電子国土基本図など) 13.地理情報システムによる空間分析法(オーバーレイ,バッファリングなど) 14.メッシュマップによる表現とラスター演算(地形表現,土地利用表現など) 15.地理データの取得と作成 |
教科書・参考書等 |
教材として,地形図を購入してもらいます。 参考書等: 羽田康祐(2021)「地図リテラシー入門―地図の正しい読み方・描き方がわかる」ベレ出版 織田武雄(1998)「古地図の博物誌」古今書院,野上道男・岡部篤行・貞広幸雄・隈元崇・西川治(2001):「地理情報学入門」東京大学出版会,矢野桂司(1999):「地理情報システムの世界」ニュートンプレス |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
レジュメとプリントを利用する講義と一部にMS-Excel等を利用して実習を行う。 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
講義で知識や概念を理解し,課題や実習で自分なりに理解を深めてほしい。 |
履修上の注意 受講条件等 |
条件ではありませんが,地理情報システム学演習も受講するとよいでしょう。 |
成績評価の基準等 |
課題とレポートで,成績評価を行う。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
本授業は,「GIS学術士」「地域調査士」の資格取得の必須科目です。「GIS学術士」「地域調査士」は,(公益財団法人)日本地理学会から授与される資格です。詳しくは下記を参照ください。http://ajg-certi.jp |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |