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年度 2024年度 開講部局 人間社会科学研究科博士課程前期人文社会科学専攻人文学プログラム
講義コード WMBS7001 科目区分 専門的教育科目
授業科目名 フランス語文学・フランス語学特殊講義A
授業科目名
(フリガナ)
フランスゴブンガク・フランスゴガクトクシュコウギA
英文授業科目名 Special Lecture on French Language and Literature A
担当教員名 井口 容子
担当教員名
(フリガナ)
イグチ ヨウコ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   前期   セメスター(前期)
曜日・時限・講義室 (前) 水9-10:文B102
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義、演習、板書多用、ディスカッション、学生の発表
対面(状況によってはオンライン) 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 5 : 大学院基礎的レベル
学問分野(分野) 23 : 人文学
学問分野(分科) 06 : 言語学
対象学生
授業のキーワード 言語学、フランス語、統語論、意味論、構文理解 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
 
授業の目標・概要等 フランス語においてみられるさまざまな興味深い現象に関して、言語学の理論に基づいて分析・考察をしていく。時には英語や日本語、あるいはその他の言語との比較・対照も行いながら考察を進めていく。 
授業計画  分析対象とする言語現象としては、特にフランス語の代名動詞に注目する。ドイツ語などにおける「再帰動詞」に相当する代名動詞は、ヴォイス、使役-起動交替、非対格性、総称性、叙述の類型、モダリティなど、言語学における多くの興味深い問題にかかわる構文であるといえる。さまざまな角度から分析・考察を行うことにより、構文に対する理解を深めると同時に、言語学的な分析の手法を学んでいく。以下の各回の授業計画は、学習者の理解度等に応じて進度等を変更することもある。
 なお以下の計画欄には言語学的分析のテーマのみを記しているが、授業においては理論的考察と並行して、分析を行うための基礎となるフランス語力の向上をめざし、かつ豊富な実例に接するために、フランス語で書かれた読み物の読解も行う。

第1回 ガイダンス    
第2回 フランス語の代名動詞     
第3回 受動的代名動詞と自発   
第4回 使役-起動交替     
第5回 叙述の類型
第6回 「アスペクト制約」に反する事例
第7回 再帰/非再帰形態の自動詞
第8回 代名動詞と中動態
第9回 中動態の機能拡張
第10回 身体部位を含む事例
第11回 与格と中動態
第12回 二つのタイプの受動的代名動詞
第13回 代名動詞とモダリティ
第14回 総称性
第15回 まとめ 
教科書・参考書等 開講時に指示する。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】  
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
各回の講義内容の復習と、読解教材の予習を行うこと。 
履修上の注意
受講条件等
初級程度もしくはそれ以上のフランス語力を有する者。 
成績評価の基準等 レポート40%程度、試験30%程度、平常点30%程度で評価する。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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