年度 |
2024年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科博士課程前期人文社会科学専攻人文学プログラム |
講義コード |
WMBB6501 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
漢字文化論演習A |
授業科目名 (フリガナ) |
カンジブンカロンエンシュウA |
英文授業科目名 |
Seminar on Chinese character culture |
担当教員名 |
太田 亨 |
担当教員名 (フリガナ) |
オオタ トオル |
開講キャンパス |
|
開設期 |
1年次生 前期 セメスター(前期) |
曜日・時限・講義室 |
(前) 月3-4:文B202 |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
|
演習中心 学生の発表 ディスカッション 作業 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
|
使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
|
学問分野(分野) |
23
:
人文学 |
学問分野(分科) |
14
:
文化論 |
対象学生 |
|
授業のキーワード |
漢詩・漢文訓読・人と思想 |
教職専門科目 |
|
教科専門科目 |
|
プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
---|
到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
漢詩の読解を通じて、日本語と中国語の特徴に対して理解を深めることが目的である。授業では、日本における漢字文化の一つである漢詩を読解し、その特徴を理解する。漢詩の規則を把握した上で、日本人がどのように中国の漢詩を読解・考究していたのか学習し、実際に各学生が同様の作業を行う。作業に慣れると、資料作成・発表を行う。具体的な作品として瞿佑の漢詩を扱い、日本における漢詩研究の特徴を考察していく。 |
授業計画 |
第1回:日本の漢字と中国の漢字 第2回:日本人の漢詩読解の過程 第3回:訓読法について 第4回:日本人の漢詩作製・読解の過程 第5回:平仄とは―日本の漢和辞典と中国の字書・韻書 第6回:漢詩の規則(詩形・対句・押韻・二四不同・二六対) 第7回:漢詩の規則(反法・粘法・下三連を禁ず・孤平を禁ず) 第8回:漢詩の読解①(瞿佑『香台集』七言絶句部) 第9回:漢詩の読解②(瞿佑『香台集』七言絶句部) 第10回:漢詩の読解③(瞿佑『香台集』七言絶句部) 第11回:漢詩の読解④(瞿佑『香台集』七言絶句部) 第12回:漢詩の読解⑤(瞿佑『香台集』七言絶句部) 第13回:漢詩の読解⑥(瞿佑『香台集』七言絶句部) 第14回:漢詩の読解⑦(瞿佑『香台集』七言絶句部) 第15回:漢詩の読解⑧(瞿佑『香台集』七言絶句部)
レポートの実施予定:演習の発表資料を訂正し、最終稿を提出。 |
教科書・参考書等 |
『瞿佑全集校注』をテキストに用いるが、資料は教員が準備する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
|
【詳細情報】 |
|
授業で取り入れる 学習手法 |
|
予習・復習への アドバイス |
第1回から第15回まで、前授業において次授業に関する課題・『瞿佑全集校注』の作品を配付する。担当者以外の受講生も必ず作品には目を通しておくこと。 |
履修上の注意 受講条件等 |
漢文訓読法を理解していること。漢和辞典(電子辞書でも可)を用意しておくこと。 |
成績評価の基準等 |
発表内容・授業中の質疑応答・授業への取り組みを総合的に判断する。 |
実務経験 |
|
実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
|
メッセージ |
|
その他 |
|
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |