年度 |
2024年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科博士課程前期人文社会科学専攻人文学プログラム |
講義コード |
WMBB4501 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
言語文化論演習A |
授業科目名 (フリガナ) |
ゲンゴブンカロンエンシュウA |
英文授業科目名 |
Seminar on Language and Culture A |
担当教員名 |
高永 茂 |
担当教員名 (フリガナ) |
タカナガ シゲル |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 セメスター(前期) |
曜日・時限・講義室 |
(前) 火1-2:文B201 |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
|
演習中心、ディスカッション、受講生による発表 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
|
使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
6
:
大学院専門的レベル
|
学問分野(分野) |
23
:
人文学 |
学問分野(分科) |
06
:
言語学 |
対象学生 |
大学院生 |
授業のキーワード |
現代日本語、コミュニケーション、研究発表、討論 |
教職専門科目 |
|
教科専門科目 |
|
プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
---|
到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
学術的な論文を批判的に読解しながら、コミュニケーションに関する理解を深める。言語と文化、聞き手の役割、ジェンダー、ポライトスネなどに関連する知識を身に付ける。 |
授業計画 |
第1回 イントロダクション、授業で使用するテキストの説明 第2回 聞き手行動の「場の理論」による解釈――二者会話における相互ひきこみの発話とうなずき―― 第3回 聞き手の参与枠組み再考――聞き手役割のモデル化の有用性―― 第4回 聞き手行動が孕む二重の他者指向性――漫才のツッコミから見る聞き手行動研究の射程―― 第5回 ずれた発話をどう「聞く」か――授業内グループワークの参与者による「受け流し」―― 第6回 グループの外の声を聞く――大学英語授業内グループワークの相互行為分析から―― 第7回 リスナーシップとラポールの形成――まちづくりの話し合いのファシリテーターに着目して―― 第8回 「聞き手」のふるまいから裁判員裁判の評議を考える 第9回 被疑者取調べにおいて「きく」(訊く/聞く)ということ――人称とモダリティに注目して―― 第10回 男女の会話の共創――リスナーシップとアイデンティティ―― 第11回 Melting the ice――初対面会話における共鳴現象としての笑いの機能―― 第12回 「愚痴」に対する共感表明――「愚痴」の語り方と聞き手の反応の観点から―― 第13回 ポライトスネ方略を伴う評価提示発話に対する聞き手の「値踏み」行動を考える――「微妙」を中心に―― 第14回 総合討論(1) 第15回 総合討論(2)
最終試験あるいはレポート |
教科書・参考書等 |
【教科書】 著者 :村田和代 (編) 書名:『聞き手行動のコミュニケーション学』 出版社 : ひつじ書房 ISBN: 978-4-89476-935-9 |
授業で使用する メディア・機器等 |
|
【詳細情報】 |
|
授業で取り入れる 学習手法 |
|
予習・復習への アドバイス |
担当した章について責任を持って発表すること。テキストを熟読して各自の考えを整理しておくこと。授業で学んだことを実際の言語生活の中で確認すること。 |
履修上の注意 受講条件等 |
特になし |
成績評価の基準等 |
授業への参加態度(30%)、研究発表(70%) |
実務経験 |
|
実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
|
メッセージ |
|
その他 |
|
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |