年度 |
2024年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科博士課程前期人文社会科学専攻人文学プログラム |
講義コード |
WMBB2102 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
歴史文化論講義B |
授業科目名 (フリガナ) |
レキシブンカロンコウギB |
英文授業科目名 |
Lecture on History and Culture B |
担当教員名 |
中村 平 |
担当教員名 (フリガナ) |
ナカムラ タイラ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 後期 セメスター(後期) |
曜日・時限・講義室 |
(後) 火7-8:文B251 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義・演習・ディスカッション・学生の発表・フィールド・トリップ |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
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学問分野(分野) |
23
:
人文学 |
学問分野(分科) |
14
:
文化論 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
資本、国家、マイノリティ、植民主義、記述(writing) |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
専門分野「比較日本文化学」とアジアの歴史文化という主題を重ね合わせながら、探究の方法論自体を俎上に載せて反照的にディスカッションしていきたい。まず教育研究の営み自体と、知の生成と流通を考えるような著作を読みたい。さらにナショナリズムと一国史の乗り越え(歴史学)が、「文化を書く」ことの行為遂行性と政治(人類学)が問われてきたことを振り返りつつ、改めて参加者それぞれがなぜ何をどのように探究していくのか、マジョリティとマイノリティの権力関係や、資本と国家の結託という問題を手放さずに議論する。さまざまな(学問)領域で問題になっている議論や著作を持ち寄り、歴史の探究を踏まえながら、現在を理解するための講読・精読と、報告によるディスカッションを実践する。自らの問題意識を言葉にし、他の参加者との触発され合う関係性のなかで、また課題を深化させるような、オートポイエティックな知の共同体のうずを作りたい。講読に関してはS.ホール・酒井直樹・スピヴァク・バーバ・サイードなどを念頭に置いている。なお本クラスは「歴史文化論演習B」と連動して行うため、基本的に双方のクラスに出席すること。 |
授業計画 |
第1回 ガイダンスと自己紹介 第2回 リーディングと報告テーマについての討議 第3回 文献講読 第4回 文献講読 第5回 討議の会 第6回 文献講読 第7回 文献講読 第8回 討議の会 第9回 文献講読 第10回 文献講読 第11回 討議の会 第12回 文献講読 第13回 文献講読 第14回 討議の会 第15回 まとめ |
教科書・参考書等 |
G・スピヴァク『ポストコロニアル理性批判』(月曜社、2003年) ほか、議論しながら決める。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト・配付資料・映像(ビデオ/その他画像資料) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
修士論文、博士論文を意識していただければ特にありません。 |
履修上の注意 受講条件等 |
できるだけ「歴史文化論演習B」と同時に履修してください。 |
成績評価の基準等 |
報告・討議への参与(100%) |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
コロナの状況により、オンラインで実施することも考えています。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |