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年度 2024年度 開講部局 統合生命科学研究科博士課程前期統合生命科学専攻数理生命科学プログラム
講義コード WG125002 科目区分 専門的教育科目
授業科目名 プロテオミクス実験法・同実習
授業科目名
(フリガナ)
プロテオミクスジッケンホウドウジッシュウ
英文授業科目名 Theory and Experiment of Proteomics
担当教員名 泉 俊輔,片柳 克夫
担当教員名
(フリガナ)
イズミ シュンスケ,カタヤナギ カツオ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 集中:講義室未定
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心、演習中心、板書多用、ディスカッション、学生の発表、野外実習、作業、薬品使用 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 26 : 生物・生命科学
学問分野(分科) 04 : 生命科学
対象学生 システムバイオロジーに興味のある学生:大学院生、学部3年生4年生対象
授業のキーワード .. 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
 
授業の目標・概要等 前半では,生命反応の基軸をなす酵素について考える。特に酵素反応の速度論について,有機化学的および生化学的・分子生物学的視点から概説する。後半では酵素反応が複雑に絡み合って反応する代謝経路について概説にどのようにかかわっているのかを物質間相互作用や酵素反応の観点から理解する。 
授業計画 第1回:システムバイオロジー
第2回:酵素とは   タンパク質が触媒機能を有する理由
第3回:酵素反応とは 酵素の立体構造から基質特異性を推理する
第4回:酵素反応速度論(1) Michaelis-Menten の反応速度論
第5回:酵素反応速度論(2) 酵素反応阻害機構
第6回:酵素反応速度論(3) pH 依存性を阻害モデルから読み解く
第7回:酵素反応とは 酵素の立体構造から基質特異性を推理する
第8回:代謝論
第9回:解糖系(1) グルコースを分解するために
第10回:酵素反応速度論のまとめ
第11回:解糖系(2) 解糖系の戦略
第12回:解糖系(3) できたNADHのリサイクルはどうすればいいの?
第13回:システムのロバストネスとスタビリティ
第14回:生命におけるフィードバック制御と フィードフォワード制御
第15回:シグナル伝達系におけるスイッチ制御 
教科書・参考書等 『ヴォート基礎生化学』,『 Molecular Biology of The Cell 』等 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 テキスト,配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
生合成・代謝の基本はカルボニル化合物の反応です。
反応機構等でわからないことがあったら,マクマリー有機化学(中)を参照して下さい。
細胞の中の反応は,いかに巧みに作られているかを,有機化学の眼で理解しましょう。
 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 The basis of biosynthesis and metabolism is the reaction of carbonyl compounds.
If there is something unfamiliar with reaction mechanism etc., please refer to McMurry Organic Chemistry (middle).
Let's understand how elegantly the reaction in the cell is made with the eye of organic chemistry. 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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