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年度 2024年度 開講部局 統合生命科学研究科博士課程前期統合生命科学専攻基礎生物学プログラム
講義コード WF113002 科目区分 専門的教育科目
授業科目名 基礎生物学特別講義(新RNA生物学)
授業科目名
(フリガナ)
キソセイブツガクトクベツコウギ
英文授業科目名 Special Lecture on Basic Biology
担当教員名 担当教員未定,菊池 裕
担当教員名
(フリガナ)
タントウキョウインミテイ,キクチ ユタカ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   前期   セメスター(前期)
曜日・時限・講義室 (前) 集中
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義,演習,ディスカッション 
単位 1.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 5 : 大学院基礎的レベル
学問分野(分野) 26 : 生物・生命科学
学問分野(分科) 04 : 生命科学
対象学生 大学院生
授業のキーワード 分子生物学、細胞生物学、ゲノム科学、相分離生物学 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
 
授業の目標・概要等 RNAの多彩な機能がいかにして生命活動を支えているかを解説します。一つ一つのRNAの新機能発見が生物学をどのように変貌させてきたか、また21世紀になって現れたRNAの大きな謎とは何か、そして基礎研究から派生したコロナワクチンに代表される応用事例など、様々な話題を紹介します。 
授業計画 第1回 RNAの基本性質
第2回 セントラルドグマを支えるRNA機能
第3回 RNA安定性制御
第4回 RNAプロセシング(1)スプライシング機構
第5回 RNAプロセシング(2)スプライシング制御
第6回 RNAプロセシング(3)RNA品質管理と輸送
第7回 RNA編集と修飾
第8回 リボザイムと生命の起源
第9回 RNAテクノロジーの発展
第10回 ノンコーディングRNAの世界(1)小さなRNAの重要性
第11回 ノンコーディングRNAの世界(2)ゲノムの暗黒物質
第12回 ノンコーディングRNAの世界(3)遺伝子発現制御機能
第13回 ノンコーディングRNAの世界(4)相分離制御機能
第14回 RNA研究の今後の展望
第15回 ディスカッション・レポート作成 
教科書・参考書等 相分離 メカニズムと疾患(羊土社 実験医学増刊2021年Vol.39 No.10  ISBN 978-4-7581-0395-4)
セントラルドグマの新常識(羊土社 実験医学増刊2022年Vol.40 No.12 ISBN 978-4-7581-0404-3)
遺伝子の分子生物学 第7版 (東京電機大学出版局 ISBN 978-4-5016-3030-0)
 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 授業スライド 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
遺伝子発現経路の大まかな流れを生物の教科書で知っておいてください。 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 レポート,授業への参加態度から判断します 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ RNAの多彩な機能が我々ヒトを含めた複雑な生命現象の制御にいかに重要かについてご紹介します。大きな謎と興奮に満ちたRNAワールドを共有したいと思います。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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