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年度 2024年度 開講部局 統合生命科学研究科博士課程前期統合生命科学専攻食品生命科学プログラム
講義コード WC202200 科目区分 専門的教育科目
授業科目名 生理活性天然物化学II
授業科目名
(フリガナ)
セイリカッセイテンネンブツカガクニ
英文授業科目名 Bioactive Natural Products Chemistry II
担当教員名 大村 尚,西村 慎一,平山 真
担当教員名
(フリガナ)
オオムラ ヒサシ,ニシムラ シンイチ,ヒラヤマ マコト
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   後期   4ターム
曜日・時限・講義室 (4T) 集中:オンライン
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心 
単位 2.0 週時間   使用言語 B : 日本語・英語
学習の段階 6 : 大学院専門的レベル
学問分野(分野) 26 : 生物・生命科学
学問分野(分科) 01 : 農学
対象学生 統合生命科学研究科博士課程前期学生
授業のキーワード 大村(殺虫剤、生物農薬、昆虫フェロモン、不妊虫放飼)、平山(腫瘍マーカー、抗ウイルス剤)、西村(抗生物質、ケミカルバイオロジー、ケミカルゲノミクス) 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
 
授業の目標・概要等  近年、ユニークな生理活性を持った化学物質(低分子化合物、糖、脂質、ペプチド、タンパク質など)が生物圏に存在する様々な生物種から多数同定単離されており、創薬の探索源となるポリケチドなどが有名である。本講義では、二次代謝産物の生合成反応機構等について解説すると共に、一方で、微量に存在し、生物の様々な生理現象に関与している生理活性天然物質について、昆虫の生理・生殖機能を攪乱する化学物質や個体間相互作用、雄の不妊化を利用した害虫の防除法、生体内の糖鎖を介した生理活性発現機構およびそれをターゲットとした創薬・診断薬への応用法について紹介する。他方、本講義では、近年、技術の進展がめざましい物質の単離精製法、分析法についても実例に則して解説する。 
授業計画 第1回~第5回 害虫防除に利用される化学農薬、生物農薬、性フェロモン剤の種類・作用機序、不妊虫放飼法の原理(大村)
第6回~第10回 糖鎖を介した生理活性発現機構およびそれをターゲットとした創薬・診断薬への応用(平山)
第11回~第15回 抗生物質の作用機序解明アプローチ(西村)

課題、レポートの提出を求める。 
教科書・参考書等 化学で探る海洋生物の謎(化学同人)、物質の単離と精製(東京大学出版会) 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 配付資料についてPower Pointによる解説 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
講義内容について関連する参考書などで下調べをすると理解が深まる。 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 小テスト、課題、レポートの内容で成績評価を行う(100%)。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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