年度 |
2024年度 |
開講部局 |
医系科学研究科博士課程前期 |
講義コード |
TB951103 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
遺伝カウンセリング実習 |
授業科目名 (フリガナ) |
イデンカウンセリングジッシュウ |
英文授業科目名 |
Genetic Counseling Practice |
担当教員名 |
檜井 孝夫 |
担当教員名 (フリガナ) |
ヒノイ タカオ |
開講キャンパス |
霞 |
開設期 |
1年次生 後期 セメスター(後期) |
曜日・時限・講義室 |
(後) 火1-8,金1-8 |
授業の方法 |
実習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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実習、ディスカッション |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
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学問分野(分野) |
27
:
健康科学 |
学問分野(分科) |
04
:
保健学 |
対象学生 |
博士課程前期1年後期、2年前・後期 |
授業のキーワード |
遺伝カウンセリング |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
広島大学病院遺伝子診療科において遺伝医療を実施する遺伝カウンセリング外来に陪席することにより、実際の遺伝カウンセリングを学ぶ。臨床遺伝専門医、認定遺伝カウンセラーから指導を受け、遺伝カウンセリング記録を作成し、クライエントのアセスメントや遺伝カウンセリングの意義について理解できる。 |
授業計画 |
遺伝子診療科の診療内容、業務についての見学を行う。定期開催される遺伝子診療科の症例カンファレンスに参加し、意見交換にも積極的に参加する。 実際の遺伝カウンセリングに陪席し、遺伝カウンセリング記録を作成し、毎週症例検討会を行い、陪席した症例について各学生が提示し、指導を受ける。終了後、記録の修正を行い、指導教官に提出し、サインをもらう。
遺伝子診療科定期カンファレンスには1年後期から参加する。遺伝カウンセリングの同席、症例検討会は2年前期から実施する。症例の陪席は1名あたり50症例以上を目標とする。遺伝カウンセリングに来談した目的、家系図、来談までの経過、遺伝カウンセリングの実際・考察・問題点について記載した遺伝カウンセリング記録を作成し、症例検討会で検討・修正後、指導教官から指導を受ける。
遺伝カウンセリング実習では、生殖・周産期、小児、成人(腫瘍、神経、その他(遺伝性難聴、眼科疾患、代謝疾患など))といった遺伝カウンセリングの関する全ての領域を網羅した研修ができるプログラムとなっている。遺伝学的検査としては、発端者の確定診断、保因者診断、発症前診断についても経験する。
1)遺伝子診療科における診療内容について理解する 2)遺伝子診療科に関わるスタッフの業務内容について理解する 3)遺伝子診療科の診察室(遺伝カウンセリングルーム)、管理室、カルテ保管庫の見学 4)予約電話の対応見学 5)予約電話の経験 6)毎週の症例検討会の参加とレポート 7)毎月の遺伝子診療科定期カンファレンスの参加と症例発表 8)遺伝カウンセリングへの同席 9)遺伝学的検査(染色体G-band法、衛生検査所での見学および実習) |
教科書・参考書等 |
福嶋義光(翻訳),トンプソン&トンプソン遺伝医学 第2版,(2017)メディカルサイエンス・インターナショナル 福嶋義光(監修), 櫻井晃洋(編集),遺伝カウンセリングマニュアル改訂第3版,(2016)南江堂 その他については実習中に指示する |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
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授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
遺伝性疾患は多岐に渡ります。該当疾患に関する予習が大切です。 |
履修上の注意 受講条件等 |
個々の研究内容により,本時間以外に必要に応じて個別に作業することもある。 |
成績評価の基準等 |
実習点70%(遺伝カウンセリング記録の記載内容と症例検討会での発表) 受講態度・その他30%(能動的学習態度を評価) |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
遺伝性疾患は多岐に渡ります。該当疾患に関する予習が大切です。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |