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年度 2024年度 開講部局 医系科学研究科博士課程前期
講義コード TB001801 科目区分 専門的教育科目
授業科目名 分子生物学と放射線防護
授業科目名
(フリガナ)
ブンシセイブツガクトホウシャセンボウゴ
英文授業科目名 Molecular Biology and Radiological Science
担当教員名 保田 浩志,吉永 信治,仲 一仁,AKUTSU SILVIA NATSUKO,久保田 明子,孫 継英,谷本 圭司,河合 秀彦
担当教員名
(フリガナ)
ヤスダ ヒロシ,ヨシナガ シンジ,ナカ カズヒト,アクツ シルビア ナツコ,クボタ アキコ,ソン ケイエイ,タニモト ケイジ,カワイ ヒデヒコ
開講キャンパス 開設期 1年次生   前期   セメスター(前期)
曜日・時限・講義室 (前) 月13-14:オンライン
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心、課題考察、演習、試験 
単位 2.0 週時間   使用言語 B : 日本語・英語
学習の段階 5 : 大学院基礎的レベル
学問分野(分野) 26 : 生物・生命科学
学問分野(分科) 04 : 生命科学
対象学生 修士・博士課程
授業のキーワード 放射線、分子生物学、防護、疫学、生体影響、がん、DNA損傷、細胞、ゲノム、白血病、幹細胞、線量評価、事故対応 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
医療で放射線を用いるうえで必要な、放射線の人体影響やその生物学的メカニズム並びに放射線被ばくからの防護策などについての広範な知識を獲得する。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
 
授業の目標・概要等 診断や治療で広く用いられている放射線についての基礎知識として、放射線の生物学的影響を分子レベルから理解し、日常での放射線防護や事故対応に必要となる知識を幅広く身に着ける。 
授業計画 4/8 ガイダンスおよび放射線に関する基礎知識
Guidance & Basic knowledge of radiation  保田 浩志 Yasuda, Hiroshi
4/15 放射線のマクロな人体影響
Macroscopic health effects of radiation 保田 浩志 Yasuda, Hiroshi
4/22 分子レベルでの放射線の作用
Molecular-scale interactions with radiation 谷本 圭司 Tanimoto, Keiji
5/13 DNA損傷と修復
DNA damage and repair  谷本 圭司 Tanimoto, Keiji
5/20 細胞の多様な働き
Various cell functions アクツ シルビア Akutsu, Silvia
5/27 細胞周期とがん
Cell cycle and cancer 河合 秀彦 Kawai, Hidehiko
6/3 エピジェネティクスとゲノム修復
Epigenetics and genome repair 孫 継英 Sun, Jiying
6/10 組織反応と生物学的効果比(RBE)
Tissue reactions and relative biological effectiveness (RBE) 保田 浩志 Yasuda, Hiroshi
6/17 白血病幹細胞
Leukemic stem cells 仲 一仁 Naka, Kazuhito
6/24 放射線事故の歴史と教訓
History and lessons of radiological accidents 保田 浩志 Yasuda, Hiroshi
7/1 疫学で測る放射線被ばくの健康影響
Epidemiological evaluation of radiation-related health effects 吉永 信治 Yoshinaga, Shinji
7/8 放射線被ばく事故後の遡及的な線量評価
Retrospective dosimetry of accidental exposure 保田 浩志 Yasuda, Hiroshi
7/18 原爆被ばくに関する医学データの再評価   
Reanalysis of A-bomb survivors’ medical data 久保田 明子 Kubota, Akiko
7/22 放射線被ばくに対してどう身を守るか1
How can we protect ourselves against radiation & Examination1 保田 浩志 Yasuda, Hiroshi
7/29 放射線被ばくに対してどう身を守るか2
How can we protect ourselves against radiation & Examination2 保田 浩志 Yasuda, Hiroshi

毎回の講義後一週間以内に聴講カードを提出すること
試験あり(最終日に予定)


全講義をオンライン(ビデオーオンーデマンド方式)で行う予定 
教科書・参考書等 参考書:「放射線概論 第14版」(通商産業研究社) 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 当該授業はmoodleにて講義内容を視聴できます。
講義内容は順次アップロードしていくので,適宜moodleにログインし,確認してください。
なお,moodleログイン方法等については,Myもみじの掲示板にて既に案内しています。 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
診断や治療で用いられている放射線に対する意識を高めて講義に臨んでください。 
履修上の注意
受講条件等
特になし 
成績評価の基準等 聴講実績及び聴講カードの内容(質問への回答含)並びに試験結果により総合的に評価 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 将来働かれる医療施設等で万が一放射線被ばくを伴う事故が起きた際、現場での対応を陣頭指揮できるような医療従事者になっていただくために、ぜひ本科目を受講して幅広い知識を身に着けてくださるよう希望します。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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