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年度 2024年度 開講部局 大学院共通教育(博士課程前期)
講義コード 8E500501 科目区分 大学院共通科目
授業科目名 ストレスマネジメント
授業科目名
(フリガナ)
ストレスマネジメント
英文授業科目名 Stress Management
担当教員名 原田 淳
担当教員名
(フリガナ)
ハラダ ジュン
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   後期   4ターム
曜日・時限・講義室 (4T) 月7-10:総K210
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
毎回の講義で実践的なストレスマネジメントの技法について解説し,演習で技法を修得する. 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 5 : 大学院基礎的レベル
学問分野(分野) 21 : 社会人基礎
学問分野(分科) 03 : キャリア教育
対象学生
授業のキーワード ストレス,ストレスマネジメント,メンタルヘルス,マインドフルネス 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
本授業は,大学院共通科目のうちの,最近の社会システムの進展を知り,これからの時代に必須な知識を身につけ,現代社会の課題に具体的に取り組み,必須な知識・技術を使うことができる能力を身につけることを目指す「キャリア開発・データリテラシー科目」の選択科目の一つである。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
 
授業の目標・概要等 現代は,社会・経済環境の変化や家族関係の変化によって多くのストレスがある.内閣府による平成20年国民生活白書において,年齢層別でみた「日頃ストレスを感じている人」は,20代で64.1%となっている.また,全国大学生活協同組合連合会が2010年に実施した第7回大学院生の生活実態調査においても,大学院生の75%が悩み・ストレスを抱えていることが示されている.ストレスの多くは心理的・社会的な要因によるものであり,対処が適切でないと,心身の健康や対人関係に影響を及ぼし,個人や組織の生産性を低下させることになる.したがって,社会で活躍し充実した人生を過ごすためには,ストレスを上手にコントロールすることが必要不可欠となる.
そこで,本講義では実践的なストレスマネジメントについて解説し,心身相関的アプローチによるストレスマネジメントの技法を修得するための演習を実施する.
講義の目標は,次のとおりである.
1.心理的・社会的ストレスと,その特徴について知り,ストレスマネジメントの本質的な考え方について理解する.
2.心身相関的アプローチによるストレスマネジメントの技法を修得する.
3.ネガティブな感情や思考に巻き込まれずに、「今,ここ」の自分を客観的に観察する方法について理解する. 
授業計画 第1回 オリエンテーション
・現代社会とストレス
・ストレスマネジメントの必要性
・実習(呼吸を整える)
第2回 ストレスとストレス反応
・ストレスとストレス反応
・ストレスが心身や行動におよぼす影響
・実習(身体の微細な動きを意識する)
第3回 心理・社会的ストレスの特徴
・心理・社会的ストレスのしくみ
・心理・社会的ストレスのパターン
・実習(ブリージング・エクササイズ)
第4回 瞑想的運動法
・瞑想的運動法とは
・実習(ブリージング・エクササイズ,アイソメトリック運動)
第5回 ストレスマネジメントの方向性
・安定した心とは
・実習(アイソメトリック運動)
第6回 「好き・嫌い」の感情を克服する
・好き・嫌いが生じるしくみ
・『人間万事塞翁が馬』
・実習(アイソメトリック運動)
第7回 呼吸の意識化・呼吸法
・実習(呼吸の意識化,呼吸法)
第8回 レジリエンス
・レジリエンスとは
・演習(ライフラインチャート,SOC-13)
・実習(セクショナル・ブリージング、完全呼吸法)
第9回 瞑想法
・瞑想の準備
・実習(ボディスキャン,リラクセーション反応,ヴィパッサナー瞑想)
第10回 “いま,ここ”を生きる
・マインドフルネス
・『二人の修行僧』
・実習(アイソメトリック運動,呼吸法)
第11回 環境調整の方法
・コミュニケーションによる人間関係の構築
・演習(あいさつ自己評価シート)
・実習(アイソメトリック運動,呼吸法)
第12回 不安への対処
・実習(オープンモニタリング瞑想)
第13回 執着・こだわりからの解放
・実習(呼吸法,瞑想法)
第14回 仕事とストレス
・東洋思想の教える仕事への取り組み方
・演習(著名人の事例に学ぶ)
第15回 まとめ
・実習(アイソメトリック運動,呼吸法,瞑想法)
・受講レポート提出に関する説明 
教科書・参考書等 講義のスライドはmoodleからダウンロード可. 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 配付資料(moodleからダウンロード),映像(ビデオ/PC/その他). 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第1回 オリエンテーション
第2回 ストレスとストレス反応
第3回 心理・社会的ストレスの特徴
第4回 瞑想的運動法
第5回 ストレスマネジメントの方向生
第6回 「好き・嫌い」の感情を克服する
第7回 呼吸の意識化・呼吸法
第8回 レジリエンス
第9回 瞑想法
第10回 “いま,ここ”を生きる
第11回 環境調整の方法
第12回 不安への対処
第13回 執着・こだわりからの解放
第14回 仕事とストレス
第15回 まとめ 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 講義中の演習(50%),レポート(50%)により評価する. 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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