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年度 2024年度 開講部局 大学院共通教育(博士課程前期)
講義コード 8E000201 科目区分 大学院共通科目
授業科目名 SDGsへの学問的アプローチB
授業科目名
(フリガナ)
エスディジーズヘノガクモンテキアプローチB
英文授業科目名 Academic approach to SDGs - B
担当教員名 片柳 真理,長命 洋佑,河合 研至,日比野 忠史,小池 一彦,李 漢洙
担当教員名
(フリガナ)
カタヤナギ マリ,チョウメイ ヨウスケ,カワイ ケンジ,ヒビノ タダシ,コイケ カズヒコ,リー ハンスウ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   後期   3ターム
曜日・時限・講義室 (3T) 水9-10:総K108
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心、ディスカッション、学生の発表
対面式を予定しているものの、コロナの状況やによってはMicrosoft Teamsを用いてオンライン授業を行う。
 
単位 1.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 5 : 大学院基礎的レベル
学問分野(分野) 21 : 社会人基礎
学問分野(分科) 06 : グローバリゼーション・国際協力
対象学生 博士課程前期
授業のキーワード 平和、気候変動、防災、持続可能なエネルギー、環境、経済成長、雇用、強靭(レジリエント)なインフラ、生物資源、地方自治体 、SDG_7、SDG_8、SDG_9、SDG_11、SDG_13、SDG_14、SDG_15、SDG_16、SDG_17 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
本授業は,大学院共通科目のうちの,国際的目標である持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)を理解し,持続可能な発展を導く科学を創出する能力及び社会の様々な課題を解決する能力を身につけることを目指す「持続可能な発展科目」の選択科目の一つである。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
 
授業の目標・概要等 国際目標SDGsと広島大学長期ビジョンSplendor Plan 2017の理念を受けて、学部教養科目などと共に広島型教養教育の一環として、大学院博士課程前期共通プログラムを創設する。SDGsは持続可能性を核に据えた私たちの時代・社会の課題である。しかしこの課題は単独での問題解決にとどまらず、分野間の連続性や時間的連続性が重要である。さらに、その解決には、援助国、被援助国のみならず、地方自治体、民間企業、市民社会が協働して取り組む新しい社会のあり方が求められている。本SDGsへの学問的アプローチBでは、環境、社会、ガバナンスを中心に取り組む。SDGsへの学問的アプローチAと合わせて受講することが推奨される。
 
授業計画 第1回 コース概要、平和な社会(16)
SDGsの策定経緯について説明し、それら目標の最終ゴールとして、平和な社会の実現について議論する。
片柳 真理

第2回 気候変動と防災(13)
気候変動と自然災害の仕組み、そして沿岸災害と防災について考える。
李 漢洙

第3回 エネルギーと持続可能な都市(7,11)
市民が安価かつ信頼できる持続可能なエネルギーへアクセスできることを確保し、資源循環を図り包摂的、強靭(レジリエント)で持続可能な環境の実現について議論する。
日比野 忠史

第4回 経済成長と雇用(8)
我々にとって、雇用とは?働きがいとは?、働くことの視点から持続可能な社会・経済に向けた展望と課題について議論する。
長命 洋祐

第5回 インフラと産業(9)
包摂的で強靭(レジリエント)なインフラ構築、持続可能な産業化及びイノベーションの可能性と課題について議論する。
河合 研至

第6回 陸上資源 生物資源学(14,15)
農業・畜産・水産業における生物資源の利用と生態系保全とのジレンマについて講義する。
小池 一彦

第7回 地域社会の取り組み(地方自治体)(17,11)
広島県内の地方自治体での種々の取り組みを、SDGsの観点から議論する。
川本 亮之(大崎上島町総務企画課)

第8回 総括討議
上記7回の講義を踏まえ、複数のSDGの関係について例を示す。その後、グループワークを行い、成果を発表する。
片柳 真理


毎回出席確認を兼ねて、簡単なレポートを作成してもらう。 
教科書・参考書等 蟹江憲史『持続可能な開発目標とは何か:2030年へ向けた変革のアジェンダ』、蟹江憲史『未来を変える目標SDGsアイデアブック』、田中治彦他『SDGsと開発教育:持続可能な開発目標のための学び』 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
SDGsは現在、多くの資料がWEB上で検索できる。事前に、参考書に加えて、これら資料に目を通しておくこと、加えて自らの考えを持つように、本課題について考えていくことが必要である。 
履修上の注意
受講条件等
SDGsへの学問的アプローチAと合わせて受講することが推奨される。 
成績評価の基準等 各回の課題提出を評価し、集計した結果が成績評価となる。 
実務経験 有り  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
第1回担当の片柳は、国連平和維持及び国際機関の平和構築において実務経験を有し、その経験に基づく視点を紹介する。  
メッセージ 日本、世界を問わず、新しい動きである。未来のことについて、ぜひ積極的に考えるきっかけを見出してもらいたい。
欠席した回、課題を提出していない回は零点となるため、注意してください。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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