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年度 2024年度 開講部局 教養教育
講義コード 70060016 科目区分 健康スポーツ科目
授業科目名 スポーツ演習(フットサル)
授業科目名
(フリガナ)
スポーツエンシュウ
英文授業科目名 Sports Theory and Exercise
担当教員名 上泉 康樹
担当教員名
(フリガナ)
ウワイズミ コウキ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   前期   1ターム
曜日・時限・講義室 (1T) 木5-8:詳細はもみじ教養HP参照(東広島開講)
授業の方法 講義・実習 授業の方法
【詳細情報】
 
体育館実習(北体育館3Fアリーナで実施/体育の授業ができる服装と体育館シューズが必要) 
単位 1.0 週時間   使用言語 B : 日本語・英語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 27 : 健康科学
学問分野(分科) 05 : スポーツ科学
対象学生 全学生
授業のキーワード スポーツ,フットサル,技術,戦術,アジリティ,理解力,判断力,洞察力,集中力,運営力,協調性,コミュニケーション能力,察知力,負けない気持ち,したたかさ,切り替えの早さ,ゲームを楽しむ 
教職専門科目   教科専門科目  
教養教育での
この授業の位置づけ
体力・健康づくりのための科学的理論を修得するとともに,自己の特性やスポーツの技能水準に適合したスポーツの実践を通じて,生涯にわたってスポーツを楽しむ態度・マナーや協調性などの社会的技能を修得することを目標とする。 
学習の成果1.体力・健康づくりの必要性を科学的に説明できる。
2.スポーツの実践を通じて,生涯にわたってスポーツを楽しむ意義や,マナー・協調性などの重要性を理解し,説明できる。 
授業の目標・概要等 授業の目標
①フットサルの基本技術や基本戦術、ルール等を理論・実践の両面から理解・習得する。
②他の受講生と協力して審判を行い、試合を運営する能力を身につける。
③他の受講生と映像や資料を参考にしながら、スキルアップする。

授業の概要
健康の維持・増進にとって運動・スポーツの実施が必要なことを我々は十分に理解しているが、必ずしも積極的に実施しているとは言えない状況にある。そこで、生涯にわたって運動・スポーツ活動に親しむ素養を培うために、実施する種目の基本技術や基本戦術等を理論・実践の両面から理解・習得することに重点を置きながら、お互いに協力して楽しく運動・スポーツが行えるよう講義及び実習形式の授業とする。
とくに、フットサルは、サッカーのゴール前の攻防を凝縮させたスポーツであり、現代サッカーにとっても不可欠の素養となっている。サッカーの中・上級者にとっては、技術の精度や技術のスピードの向上のみならず、状況判断の回数を増やし、状況判断のスピードや状況判断の修正力、さらには、アジリティやゴールキーパーの足元の技術等を養うのに最適である。また、サッカーの未経験者や女子学生にとっても、フットサルは5対5のフリー交代のゲームであるから、サッカーよりもボールに触れられる回数が多く、運動負荷も自分でコントロールできる。そして、サッカーと違いオフサイドのルールがないため、女子学生でもゴールできる可能性が高く、男女がいっしょに協力してプレーできるスポーツである。男女を問わず、多様なスキルレベルの学生が交流する機会を創出し、お互いを配慮し合える人間形成も、一方の目的としてある。 
授業計画 第1回 ガイダンス(北体育館3Fアリーナに集合し,スポーツ実習科目の概要,翌週以降の授業における服装,更衣場所,その他の注意事項などの説明を行う)。なお,初回はガイダンスを実施するので普段の服装で構わない。
第2回 チーム分け(1チーム5~6名)。フットサルのルールを学び(キックイン・ゴールクリアランス等)、フットサルの技術(足の裏を使うトラップ・ドリブル)と戦術(ファー詰め)を習得する。5対5のゲーム。
第3回 フットサルのルールを資料や映像から学び(4秒ルール)、フットサルの技術(足の裏パス)と戦術(ピヴォ当て)を習得する。5対5のゲーム。
第4回 フットサルのルールを資料や映像から学び(5mルール)、フットサルの技術(スプーンキック・トゥキック・ターン)と戦術(2対1)を習得する。5対5のゲーム。
第5回 フットサルのルールを資料や映像から学び(バックパスルール)、フットサルの技術(シュート)と戦術(2対1・3対1)を習得する。5対5のゲーム。
第6回 フットサルのルールを資料や映像から学び(バックパスルール)、フットサルの技術(動きながらのロンド)と戦術(ボールポゼッション)を習得する。5対5のゲーム。
第7回 合同チーム(1チーム約12名)対抗リーグ戦を行い、試合後、攻撃の局面にポイントを置いた映像による振り返りを行う。
第8回 合同チーム(1チーム約12名)対抗リーグ戦を行い、試合後、守備の局面にポイントを置いた映像による振り返りを行う。
第9回 合同チーム(1チーム約12名)対抗リーグ戦を行い、試合後、守備から攻撃の切り換えの局面にポイントを置いた、映像による振り返りを行う。
第10回 合同チーム(1チーム約12名)対抗リーグ戦を行い、試合後、攻撃から守備の切り換えの局面にポイントを置いた映像による振り返りを行う。まとめ。

学期の終盤にゲームの中でのプレイの質(5W1H)を評価します。 
教科書・参考書等 ミゲル・ロドリゴ著『フットサル日本代表監督ミゲル・ロドリゴの フットサル戦術 パーフェクトバイブル』カンゼン,2011年など。必要に応じてプリント・パワーポイント・動画などを提供する。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 必要に応じて映像資料をインターネットで配信する。 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
フットサルの技術を習得するだけでなく,自分の持っている技術をゲームの中で最大限に引き出せるよう,テキストやビデオ,授業参加者のプレーなどを参考にしつつ,状況判断能力や戦術理解度を高めて行くこと。 
履修上の注意
受講条件等
特になし。 
成績評価の基準等 ゲームの中での技術の選択・動きの質・基本戦術の理解度,試合の準備・片付け・審判などの運営能力,授業態度などを評価する。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ フットサルは,サッカーと違って初心者でも女性でも少人数で手軽に楽しめるスポーツです。ボールに触れる回数も多く,女子学生は女性ルールで実施します。また,体育館で行われるので,雨の日もできます。未経験者や女子学生の方も,是非履修してみてください。 
その他 初回ガイダンス場一覧https://momiji.hiroshima-u.ac.jp/momiji-top/learning/kyouyou/c.html 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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