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年度 2024年度 開講部局 教養教育
講義コード 68154002 科目区分 基盤科目
授業科目名 統計学[1歯工,1薬]
授業科目名
(フリガナ)
トウケイガク
英文授業科目名 Statistics
担当教員名 市橋 勝
担当教員名
(フリガナ)
イチハシ マサル
開講キャンパス 開設期 1年次生   後期   4ターム
曜日・時限・講義室 (4T) 木1-4:霞R304講義室
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心、板書多用 
単位 2.0 週時間   使用言語 B : 日本語・英語
学習の段階 1 : 入門レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 03 : 経済学
対象学生 全学部学生
授業のキーワード 確率、平均、分散、期待値、相関、標本、推定、検定、帰無仮説、自由度 
教職専門科目   教科専門科目  
教養教育での
この授業の位置づけ
専門教育との有機的関連性を持つ前専門教育として,それぞれの専門分野を学ぶために必要な基礎的知識の学習により,基礎学問の論理的骨格や体系及び学問形成に必要な知識・技術を修得することを目標とする。 
学習の成果各科目に応じた基礎学問の論理的骨格や体系及び学問形成に必要な知識・技術を理解・修得し,説明できる。 
授業の目標・概要等 (1)統計的分析方法の基礎を学ぶ。(2)検定の考え方を学ぶ。(3)経済社会への応用例を学ぶ。 
授業計画 第1回 加法定理と条件付き確率について
第2回 ベイズの定理
第3回 確率変数と確率密度関数(離散型)
第4回 確率変数と確率密度関数(連続型1)
第5回 同時密度関数について1
第6回 同時密度関数について2
第7回 代表的な確率分布1
第8回 代表的な確率分布2
第9回 経験的データと統計的推論の性質
第10回 標本平均と標本分散の性質について
第11回 期待値の性質
第12回 標本平均の分布と正規分布の再現性
第13回 仮説検定の考え方
第14回 平均値と分散の検定
第15回 t分布とF分布

定期試験を行う予定。

ほぼ毎回のように、簡単な練習問題と宿題が課されるので、積極的に授業に参加されて下さい。 
教科書・参考書等 教科書は、古島幹雄・市橋勝・坂西文俊『はじめての数理統計学』近代科学社。
参考書は、森棟公夫『統計学入門 第2版』新世社、P.G.ホーエル『初等統計学』培風館、刈谷武彦・勝浦正樹『統計学』東京経済新報社、加納悟・浅子和美『経済のための統計学』日本評論社、宮川公男『基本統計学』有斐閣、張南『統計学の基礎と応用』中央経済社等。数理統計学の基礎に関するテキストは多数出ていますから、自分のレベルにあったものを書店で探してみて下さい。
 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 テキスト,配付資料 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第1回 条件付き確率と積事象の確率について復習せよ
第2回 ベイズの定理について復習せよ。
第3回 離散型確率変数とその密度関数の特徴について復習せよ。
第4回 連続型確率変数とその密度関数の特徴について復習せよ。
第5回 離散型の代表的な確率密度関数について復習せよ。
第6回 連続型の代表的な確率密度関数について復習せよ。
第7回 正規分布の規準化によってP値を求める方法を復習せよ。
第8回 母集団と標本の関係を考察せよ。
第9回 標本平均と母集団平均、また、中央値、最頻値の諸概念についてまとめよ。
第10回 母集団分散と標本分散の違いについて考察せよ。
第11回 期待値の性質にはどのようなものがあるかまとめよ。
第12回 標本平均を正規変数として扱って確率を求める例題を調べよ。
第13回 仮説検定の考え方をまとめよ。
第14回 χ2乗分布とはいかなる分布か、また、その分布を用いた仮説検定について考察せよ。
第15回 t分布やF分布とはいかなる分布か、また、それらの分布を用いた仮説検定について考察せよ。
 
履修上の注意
受講条件等
授業はテキスト通りには進みません。必要に応じてテキストを使用するやり方になりますので、自分なりに予習・復習をすることが望まれます。 
成績評価の基準等 試験による判定。必要に応じて、レポートを課す場合もある。レポートを課す場合、試験70%、レポート30%で評価する。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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