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年度 2024年度 開講部局 教養教育
講義コード 67102001 科目区分 領域科目
授業科目名 持続可能な開発と教育
授業科目名
(フリガナ)
ジゾクカノウナカイハツトキヨウイク
英文授業科目名 Sustainable Development and Education
担当教員名 桑山 尚司
担当教員名
(フリガナ)
クワヤマ ヒサシ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   後期   4ターム
曜日・時限・講義室 (4T) 金5-8:総K210
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義,ワークショップ,ディスカッション,学生の発表 
単位 2.0 週時間   使用言語 B : 日本語・英語
学習の段階 1 : 入門レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 07 : 教育学
対象学生 日本人学生,留学生を問わず1年次生等
授業のキーワード SDGs(持続可能な持続可能な開発目標 Sustainable Development Goals)、包摂的で公正な質の高い教育(Inclusive and Equitable Quality Education)、持続可能な開発のための教育(ESD: Education for Sustainable Development) 
教職専門科目   教科専門科目  
教養教育での
この授業の位置づけ
領域科目(人文社会科学系科目群) 分類:法学・政治学・社会学・経済学・教育学 
学習の成果(1)持続可能な開発目標について基礎的な理解を得ます。(2)教育を起点として、グローバル化する社会における政治的、経済的、社会文化的多様性や直面する課題の複雑性について考える視座を得ます。(3)課題の解決に向けて、探究的に学ぶ関心や意欲を高めます。 
授業の目標・概要等 2015年9月に国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs: Sustainable Development Goals)」において、教育分野では「すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する」ことが人類共通の目標とされています。本講義では、世界の多様な政治的、経済的、社会文化的文脈を踏まえながら、持続可能な社会を創るための教育の役割について包括的理解をえることを目標とします。 
授業計画 第1回 導入:「持続可能な社会」をテーマとするワークショップ
第2回 SDGsとは何か:グローバルな動向と取組(講義・ディスカッション)
第3回 持続可能な社会と教育の諸相1-1:経済と環境(補足講義)
第4回 持続可能な社会と教育の諸相1-2:経済と環境(デスカッション)
第5回 持続可能な社会と教育の諸相2-1:健康と福祉(補足講義)
第6回 持続可能な社会と教育の諸相2-2:健康と福祉(ディスカッション)
第7回 持続可能な社会と教育の諸相3-1:戦争と平和(補足講義)
第8回 持続可能な社会と教育の諸相3-2:戦争と平和(ディスカッション)
第9回 テーマ別グループ中間発表(1)
第10回 テーマ別グループ中間発表(2)
第11回 持続可能な開発目標4(教育)の現状:基礎教育、幼年教育、高等教育、技術教育・職業訓練における動向と取り組み事例(補足講義)
第12回 持続可能な開発目標4(教育)の課題:基礎教育、幼年教育、高等教育、技術教育・職業訓練における動向と取り組み事例(ディスカッション)
第13回 英語によるテーマ別グループ発表(1)
第14回 英語によるテーマ別グループ発表(2)
第15回 グループ発表の成果と課題に関する総括討議

筆記試験は課しません。授業の前半で設定したグループ課題について,英語による中間発表と最終発表を求めます。また,適宜,授業課題や振り返りシートの提出を求めることがあります。 
教科書・参考書等 SDGs4については,UNESCO. (2016). Education for People and Planet: Creating Sustainable Futures for All. Global Education Monitoring Report. Paris, France: UNESCO. その他,テーマに即して,各Global Education Monitoring Reportを参照。(UNESCOのホームページからダウンロード可能。https://www.unesco.org/gem-report/enやhttps://unesdoc.unesco.org/home)
SDGs全体の進捗状況については,国連等のホームページを参照。(例えば,https://unstats.un.org/sdgs/)
その他資料は、各授業で配布します。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】  
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
各回の授業前には十分に準備(指示されたリーディングや映像資料の視聴)して臨み、授業後には課題の提出と振り返りを行いましょう。 
履修上の注意
受講条件等
教授言語は主に英語ですが、受講者の必要に応じて日本語も使用します。
教育を専門として学びたい人以外にも、他の専門分野の視点から教育を捉えなおすために、教育以外の分野を専門とする学生の参加を歓迎します。 
成績評価の基準等 授業中や授業間(Teams)のディスカッションへの参加,質問や意見の表明による貢献(30%)
提出課題・振り返りレポート(20%)
グループ発表(50%) 
実務経験 有り  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
青年海外協力隊(ガーナ・理数科教師)、カンボジアにおける国際協力事業への参加経験あり。私自身の経験は限られたものであり、直接的にそれらを授業内容とすることは少ないですが、一つの視点として経験や考え方を伝えます。 
メッセージ 多様な学生が、持続可能な開発と教育について主体的、協働的に学ぶことを期待しています。自分が関心をもつ分野・領域をそれぞれで深めるだけでなく、受講する他の学生の関心事に耳を澄ませたり、自分自身の国や地域社会を振り返ったりしながら、自らがどのように他者や社会に関わっていくかを考えるきっかけにしてほしいと思います。 
その他 欠席は事前にご連絡ください。授業録画のオンデマンド視聴や追加課題で対応することがあります。履修学生数が多い場合,出席確認は,Teams,Forms,共有ファイル上への当日書き込みで行います。授業には,必ずノートPCあるいはタブレットをご持参ください。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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