年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教養教育 |
講義コード |
66043001 |
科目区分 |
領域科目 |
授業科目名 |
社会経済統計論 |
授業科目名 (フリガナ) |
シャカイケイザイトウケイロン |
英文授業科目名 |
Socio-Economic Statistics |
担当教員名 |
市橋 勝 |
担当教員名 (フリガナ) |
イチハシ マサル |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 木5-8:総K106 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心、板書多用、コンピュータ実習 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
03
:
経済学 |
対象学生 |
全学部学生 |
授業のキーワード |
経済統計、SNA、国際開発、経済発展の原理 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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教養教育での この授業の位置づけ | 領域科目(人文社会科学系科目群) 分類:法学・政治学・社会学・経済学・教育学 |
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学習の成果 | 1.各学問領域について,その形成過程と発展過程及び現代的な課題について説明できる。 2.複数の学問領域にまたがる歴史的,現代的課題について,多角的な視点から説明できる。 |
授業の目標・概要等 |
社会経済統計の基本を学び、日本経済の景気問題や世界経済の構造変化を考察する。 経済発展に必要な条件について多角的に考える。 |
授業計画 |
第1回 ガイダンス 第2回 マクロ経済学の基本概念について 第3回 三面等価原則と経済循環 第4回 GDPの推移と需要構成項目 第5回 会計原則とマクロバランス 第6回 SNAの構成と特徴 第7回 SNAの特殊概念 第8回 経済発展の原理について 第9回 交換と比較優位 第10回 投資と経済成長 第11回 分業と生産性 第12回 イノベーションについて 第13回 産業構造の変遷 第14回 インフラストラクチャと経済発展 第15回 マクロ経済学、開発経済学と統計的分析方法について |
教科書・参考書等 |
基本テキストは、 ハンス・ロンスリング『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』日経BP(この本は極めて優れた社会経済統計の活用書になっています)、 中村洋一『SNA統計入門』日本経済新聞社。 参考書は、Erik Reinert, "How Rich Countries Got Rich ... and Why Poor Countries Stay Poor", ハジュン・チャン『はしごを外せ』日本評論社、渡邊泉『会計学の誕生』岩波書店、アセモグル and ロビンソン『国家はなぜ衰退するのか』早川書房、マット・リドレー『繁栄』早川書房、ジャレット・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』草思社、ミルトン・フリードマン『資本主義と自由』日経BP社、M.トダロ and スミス『開発経済学』国際協力出版会、中村・新家ほか『経済統計入門 第2版』東京大学出版会、市橋 勝『日本経済の構造変化と長期推移の経済分析』広島大学出版会など。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,配付資料 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第1回 経済学と経済統計の関係について調べよ。 第2回 マクロ経済学にはどのような基礎概念があるか調べよ。 第3回 三面等価とは何か。需要と供給関係とどのように異なるか、考察せよ。 第4回 需要の構成項目の推移からどのようなことが言えるか、考察せよ。 第5回 財務諸表とは何か。それとSNAはどのような関係があるか、考察せよ。 第6回 SNAとは何か。その歴史的背景と目的を調べよ。 第7回 SNAにおける特殊概念にはどのようなものがあるか、考察せよ。 第8回 経済発展の諸原理について説明せよ。 第9回 比較優位説について述べよ。 第10回 経済成長モデルの例を挙げよ。 第11回 生産性概念について説明せよ。 第12回 イノベーションとは何か、解説せよ。 第13回 ペティ=クラークの法則について述べよ。 第14回 インフラストラクチャの例を述べよ。 第15回 経済学の方法論の特徴を述べよ。 |
履修上の注意 受講条件等 |
(1)経済学の基礎知識が前提とされる。授業中に必要に応じて復習する。 (2)パソコンを使用する。ウェブ上のデータを用いた実習も行なう。 |
成績評価の基準等 |
試験による判定。必要に応じて、レポートを課す場合もある。レポートを課す場合、試験70%、レポート30%で評価する。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |