年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教養教育 |
講義コード |
65400004 |
科目区分 |
領域科目 |
授業科目名 |
社会の中における工学 |
授業科目名 (フリガナ) |
シャカイノナカニオケルコウガク |
英文授業科目名 |
Engineering in the Society |
担当教員名 |
關谷 克彦 |
担当教員名 (フリガナ) |
セキヤ カツヒコ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 月1-4:総K205 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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下記の教科書を使用するが,教科書の章に従って講義をするわけではない.パワーポイント等の資料に従っての講義とグループ討議などを行う. 授業は原則として対面で実施を予定しています.必要に応じてMoodleを利用します. |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
1
:
入門レベル
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学問分野(分野) |
21
:
社会人基礎 |
学問分野(分科) |
07
:
倫理教育 |
対象学生 |
全学部の令和5年度入学生・編入学生および過年度生対象 |
授業のキーワード |
モラル,公衆,環境,安全,危機管理,倫理,技術者 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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教養教育での この授業の位置づけ | 文化的・社会的な視点等を踏まえながら,社会の中における工学のあり方に関する根本的な考え方を学ぶことを目標とする.社会の役に立つ技術の継承,創造,利用のために必要な基礎的知識を学び,異なった立場,価値観の相手と合意を得るための議論の手法を身につける. 領域科目(自然科学系科目群) 分類:物理・天文・応用物理 |
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学習の成果 | 1)様々な立場から,工学の成果である技術について種々の問題点を検討するために必要な行動がとれる. 2)立場の異なる人々と技術上の問題について,議論し合意を得るための適切な行動を考えることができる. |
授業の目標・概要等 |
新しい技術を社会で活かしていくためには,工学を専門とする側も,工学を利用する側も,技術の利用に伴う問題も理解した上で,技術をうまく使いこなす考え方を身につける必要がある.このため,以下の目標を定める. 1) この科目では,社会における工学を取り巻く問題に関する基礎知識を得る.特に,社会で工学を適切に利用する上で重要となる技術者の倫理に関する基本的概念と意義を理解する. 2) また,聞いて学ぶだけではなく,自らが考えて意見を主張するとともに,他人と議論することで,自らの考えを構築していく. 3) 将来工学に関して直面する可能性のある問題とその解決方法を疑似体験するため,事例研究や仮想事例を通して問題解決能力をつける. |
授業計画 |
第1回:(1)講義の概論 (2)モラル,倫理,法律 第2回:(1)専門職,技術者 (2)技術者の倫理 第3回:(1)技術者と組織 (2)チャレンジャー号事故の事例研究 第4回:社会における技術者 第5回:問題解決の方法 第6回:(1)公衆と技術者 (2)技術者の資格 第7回:工業製品の欠陥 - 注意義務 第8回:工業製品の欠陥 - 法的責任とモラル責任 第9回:(1)モラルと関係する基礎的資質 (2)研究者の倫理 第10回:説明責任 第11回:内部告発 第12回:環境問題 第13回:知的財産 第14回:事例検討:シティーグループセンターの危機 第15回:事例検討:「ギルベイン・ゴールド」を考える
期末試験を行う.適宜,レポート課題がある. |
教科書・参考書等 |
[教科書] 杉本泰治・高城重厚(共著) 大学講義 技術者の倫理入門 第六版 丸善 [参考書] 日本技術士会訳編 科学技術者の倫理 第3版 丸善 第15回には,25分程度のビデオを使う. その他の事例でも,ビデオを使うことがある. |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
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授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第1回:教科書第1章と第10章に関連した講義なので,これに対応した予習と復習.最近の倫理に関係する事件を考えてくる. 第2回:教科書第2章に関連した講義なので,これに対応した予習と復習. 第3回:教科書第3章に関連した講義なので,これに対応した予習と復習. 第4回:教科書第4章と第15章に関連した講義なので,これに対応した予習と復習. 第5回:教科書第6章と第7章に関連した講義なので,これに対応した予習と復習. 第6回:教科書第5章に関連した講義なので,これに対応した予習と復習. 第7回:教科書第8章と第9章に関連した講義なので,これに対応した予習と復習. 第8回:教科書第10章に関連した講義なので,これに対応した予習と復習. 第9回:教科書第10章に関連した講義なので,これに対応した予習と復習. 第10回:教科書第11章に関連した講義なので,これに対応した予習と復習. 第11回:教科書第12章に関連した講義なので,これに対応した予習と復習. 第12回:教科書第13章に関連した講義なので,これに対応した予習と復習. 第13回:教科書第14章に関連した講義なので,これに対応した予習と復習. 第14回:資料を前もって配るので,講義中のグループ討議の準備をしておく. 第15回:内部告発と環境問題に関する問題なので,これらに対応した復習をしておく. |
履修上の注意 受講条件等 |
しっかりした議論を行うためには,関連事項に関する知識と議論の手法の両方が必要である.この講義は知識を学ぶ講義部分と議論を行う演習部分から構成する.特に工学的知識は必要としない.工学部以外の学生の参加を歓迎する. |
成績評価の基準等 |
到達度は期末試験における筆記試験により評価する.成績評価は授業目標の到達度に日頃の学習態度を加えた総合評価により決定し,60%以上を合格とする.これらの配分は,期末試験(70%),学習態度(30%)とする.なお,学習態度は授業における質問の回答,グループ討議の報告,課題のレポートに対する評価を含む. |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
授業中には自分で考え,グループ討議では積極的に意見を述べること. 質問等がある場合には積極的に,電子メールで来室日時を相談してから,指定の日時に指定された部屋に行くこと. |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |