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年度 2024年度 開講部局 教養教育
講義コード 65291001 科目区分 社会連携科目
授業科目名 東広島日本酒学
授業科目名
(フリガナ)
ヒガシヒロシマニホンシュガク
英文授業科目名 Sake Studies
担当教員名 水沼 正樹,松嶋 健
担当教員名
(フリガナ)
ミズヌマ マサキ,マツシマ タケシ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   前期   集中
曜日・時限・講義室 (集) 集中:詳細はもみじ教養HP参照(東広島開講)
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
資料を用いパワーポイントで講義を行う。また,西条酒蔵通り見学を実施する。対面式を基本とするが,状況に応じ,オンラインの可能性もある。なお、講義は9月3日(火)と4日(水)を予定している。 
単位 1.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 1 : 入門レベル
学問分野(分野) 21 : 社会人基礎
学問分野(分科) 01 : 初年次教育
対象学生 全学部1年生
授業のキーワード 醸造、発酵、日本酒、酵母、米、稲作文化 
教職専門科目   教科専門科目  
教養教育での
この授業の位置づけ
社会における多様性を理解し,実践することを通して,社会で生き,活躍するために必要な力を高めることを目標とする。 
学習の成果1.社会における多様性を理解し,説明できる。
2.生涯にわたるキャリア形成について,主体的に考え行動できる。 
授業の目標・概要等 日本酒に関わる研究者・実践者による講義を通じて,東広島市の伝統産業である日本酒に関する幅広い基礎知識を身につけ,東広島市の地域・文化を知ってもらうとともに、人類の歴史のなかで日本酒を考えるきっかけにすることが本講義の目的である。 
授業計画 第1回 東広島市における日本酒の歴史・伝統
第2回 日本酒の科学(基礎編)
第3回 日本酒(酵母と発酵食品)と健康
第4回 米と酒の民俗学/人類学
第5回 フィールドワーク(西条酒蔵通り見学)
第6回 フィールドワーク(西条酒蔵通り見学)
第7回 日本酒のおいしさ
第8回 総括~試験~

レポート課題を予定 
教科書・参考書等 講義資料の配布、パワーポイント 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 オンラインの場合にはTeamsまたはZoomを使用する予定 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第1回:江戸時代の酒造りと明治以後の酒造りは制度上どのような違いがあるのか。また,輸送手段はどのようなものだったのかに注意してみてください。
第2回:日本独自の文化である日本酒造りの魅力・背景をイントロに,日本酒の製造工程全般や関連微生物(特に酵母)まで「日本酒科学の基礎」として知っておきたい内容に一様に触れたいと思いますので,清酒造りの原料(米・米麹・水)から日本酒ができるまでの流れを把握しておいてください。
第3回:パン酵母が関与したニュースや研究に目を向けて興味を深めてください。
第4回:自分の地元で,米と酒にかかわる行事や祭礼,しきたりなどを少なくとも一つ,考えるか調べるかしてきてください。
第5回~6回:グーグルマップなどで西条酒蔵通りの地理(各酒蔵の位置)を調べてきてください。
第7回:日本酒の美味しさと魅力についてのリーフレット(https://www.nrib.go.jp/sake/sake_book.html)をご一読ください。
第8回:提示された課題について授業で学んだこと踏まえて考えをまとめてください。

 
履修上の注意
受講条件等
体調が悪い場合には,無理をして出席しない。 
成績評価の基準等 授業参加態度,及び,授業後の課題の提出内容の総合評価により100点満点で評価し,60点以上を合格とする。これらの配分は,参加態度(各回の講義へのコメントなど)(40%),最終レポート課題提出(60%)とする。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 東広島市の伝統産業の1つである「日本酒」について,学術的な側面から「日本酒」を知ってもらうことと同時に,日本酒を主軸に,より広い視点から興味・関心を引く講座を意識した内容構成として,文化としての「日本酒」を学んでもらえたらと思います。 
その他 受講者の上限を30名とします。なお、調整期間の段階で30名を超えた履修希望者がおりましたら抽選を行います。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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