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年度 2024年度 開講部局 教養教育
講義コード 63400101 科目区分 領域科目
授業科目名 地球と生物[旧パッケージ]
授業科目名
(フリガナ)
チキュウトセイブツ
英文授業科目名 Earth and Life
担当教員名 小澤 久
担当教員名
(フリガナ)
オザワ ヒサシ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 月1-4:総K210
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心,視覚教材 (パワーポイント) を使用。 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 1 : 入門レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 03 : 自然環境
対象学生 学部学生
授業のキーワード 地球,気候,生物,エネルギー 
教職専門科目   教科専門科目  
教養教育での
この授業の位置づけ
領域科目(自然科学系科目群) 分類:自然環境・社会基盤
【※この授業は,2018年度以降入学生が履修し,単位を修得した場合は「領域科目」となりますが,2017年度以前入学生の場合は「パッケージ別科目」となります。2017年度以前入学生は,「領域科目」としては履修できませんのでご注意ください。】 
学習の成果1. 生物を含む地球の自然環境の形成と進化の過程について理解する。
2. 自然現象全体を統一的に理解するための概念を学ぶ。 
授業の目標・概要等 開放系の熱力学の視点から,地球の気候システムや生物のシステムが示す特徴的な性質を学ぶ。そして,太陽から地球,地球から宇宙へと向かうエネルギーの流れの中で,地球の大気と海洋の大循環運動や生物活動が果たしている役割を考察する。 
授業計画  ・概要(第1回)
Part 1. 地球の気候(第2回-第6回)
 ・放射とは
 ・地球の放射収支
 ・温度の高度分布
 ・放射収支の緯度分布と大循環による熱輸送
 ・熱輸送の効率(エントロピー増加率)の最大化
Part 2. 生物とは何か(第7回-第12回)
 ・シュレーディンガーの考え
 ・プリゴジンの散逸構造
 ・生物とは何か,死とは何か
 ・多細胞化と散逸構造
 ・地球の気候と生物の類似性
Part 3. 生物圏を含んだ地球システム(第13回-第15回)
 ・光合成によるエネルギー変換と化石エネルギー問題
 ・気候と生物の共進化---ラブロックのガイア仮説
 ・おわりに
 
教科書・参考書等 参考文献:
a) Schrodinger, E. "What is Life?", Cambridge Univ. Press, 1944 (生命とは何か,岩波新書,青72).
b) Lovelock, J. "The Ages of Gaia", Oxford Univ. Press, 1988 (ガイアの時代,工作舎).
c) 杉本大一郎「エントロピー入門:地球・情報・社会への適用」中公新書 774, 1985。
 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 視覚教材 (パワーポイント) とその画像のPDFファイル。 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
Part 1: Webサイト上の講義資料と参考文献 (c) を参考にする。
Part 2: Webサイト上の講義資料と参考文献 (a) を参考にする。
Part 3: Webサイト上の講義資料と参考文献 (b) を参考にする。 
履修上の注意
受講条件等
特になし。 
成績評価の基準等 期末試験 (70%) と期末リポート (70%),及び課題と授業への参加状況 (30%)。試験とリポートは選択可能。両方を選択した場合,より良い方の成績で最終的な評価を行う。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 生きている地球を実感しよう。 
その他 https://home.hiroshima-u.ac.jp/hozawa/ 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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