年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教養教育 |
講義コード |
63100301 |
科目区分 |
領域科目 |
授業科目名 |
物理入門 |
授業科目名 (フリガナ) |
ブツリニュウモン |
英文授業科目名 |
Introduction to Physics |
担当教員名 |
乾 雅祝 |
担当教員名 (フリガナ) |
イヌイ マサノリ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 後期 4ターム |
曜日・時限・講義室 |
(4T) 水1-4:総K313 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義、演示実験あるいはグループ実験、コメントシートの提出 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
1
:
入門レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
06
:
物理学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
物理概念の獲得,論理的思考、自然現象(運動,エネルギー,振動、電気)の理解 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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教養教育での この授業の位置づけ | 領域科目(自然科学系科目群) 分類:物理・天文・応用物理 |
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学習の成果 | 1.各学問領域について,その形成過程と発展過程及び現代的な課題について説明できる。 2.複数の学問領域にまたがる歴史的,現代的課題について,多角的な視点から説明できる。 |
授業の目標・概要等 |
文系学生と高校で物理を学んでいない理系学生を対象に,自然現象を科学的に扱うために必要な概念を理解して身に着けてもらう。そのため米国で成功した,自ら考え,仲間と意見交換しながら理解を深めていく物理教育法を取り入れる。理科離れが日本の中学・高校で言われ始めてずいぶんたつが,米国では日本よりずっと前から同じことが起こり,斬新な教育法が研究・実践され,成果を収めている。文系学生を主な対象とする本講義では,米国の教科書に準拠しながら,数式を使わない物理学の概念獲得に取り組む。 |
授業計画 |
(4T水曜日の2回連続の講義である) 第1回 ガイダンス 第2回 自然科学史概観 第3回 運動の観察(1)-自由落下、必携PC使用 第4回 運動の観察(2)-空気抵抗のある落下、必携PC使用 第5回 運動の解析(1)-速度と加速度、必携PC使用 第6回 運動の解析(2)-平面運動の加速度 第7回 力について(1)-力のつり合い、力のモーメントのつりあい 第8回 力について(2)-まさつ力、必携PC使用 第9回 力について(3)-運動方程式 第10回 力について(4)-運動方程式 第11回 波について(1)-縦波と横波 第12回 波について(2)-干渉 第13回 電気について(1)-電荷 第14回 電気について(2)-電磁誘導、超伝導 第15回 相対性理論について
第16回 期末試験に代わるレポート(小論文) |
教科書・参考書等 |
参考書:L.C. McDermott編著「Physics by Inquiry I & II」 John Wiley and Sons Inc. 1996年 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
配付資料,映像(ビデオ/PC/その他画像資料),実験用小道具,必携PC |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
授業中に提示する課題の正解は極力説明しません。代わりにヒントを提示しますから各自で考えてください。毎週の授業終了後にMoodleへのコメントシートの提出により受講態度を評価します。 |
履修上の注意 受講条件等 |
本講義は数学を使わないで物理概念の獲得を目指している。三角関数、対数関数、微積分などの理系数学を学んでいる学生は「基礎物理学I」や「一般力学」を履修することを強く推奨する。 |
成績評価の基準等 |
期末試験に代わるレポート60%,授業への取り組み(コメントシート、課題)40%で評価する。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
分からないことは積極的に質問して意見交換すること。演示実験やグループ実験を交えながら授業を進めるので、できるだけ遅刻はしないように。掲示板で連絡した週には、必携PCを必ず持ってくるように。 |
その他 |
※平成25年度以前入学生が履修し,単位を修得した場合は基盤科目への読替が行われます。 履修登録者が80名を超えたときは抽選をする場合があります。大学入試の個別学力試験で物理を選択した人は、「物理入門」ではなく「基礎物理学I」や「一般力学」を履修してください。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |