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年度 2024年度 開講部局 教養教育
講義コード 63070002 科目区分 基盤科目
授業科目名 線形代数学I[1理数]
授業科目名
(フリガナ)
センケイダイスウガク1
英文授業科目名 Linear AlgebraI
担当教員名 木村 俊一
担当教員名
(フリガナ)
キムラ シュンイチ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   前期   1ターム
曜日・時限・講義室 (1T) 水3-4,金5-6:総K203
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心。
原則対面、状況によって Moodle によるオンライン(オンデマンド型)併用。 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 1 : 入門レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 01 : 数学・統計学
対象学生 1年次生
授業のキーワード ベクトル、行列、長さと内積、斜交座標系、直線と平面、ケイリー・ハミルトン、線形写像、逆行列、掃き出し法、行基本変形、ランク、行列式 
教職専門科目   教科専門科目  
教養教育での
この授業の位置づけ
自然現象を厳密に記述するために関数の概念は欠かせないものですが、数変数、数出力の普通の関数を一般化したベクトル変数ベクトル値関数はいたるところに現れます。そのもっとも簡単なものが1次式であらわされる線形写像です。多変数の数学現象の定量的記述の基本となるのみならず、定性的にも数多くの面白く、かつ重要な性質が見られることを学びます。 
学習の成果ベクトル値ベクトル変数の数学についての基礎をしっかり学ぶ。 
授業の目標・概要等 線型代数とは、直線や平面のようなまっすぐな(線形な)図形についての幾何、多変数の一次式についての代数、そして「和とスカラー倍を保つ」という線型的な形式についての抽象的直感というように様々な視点から捉えられる数学分野である。掃き出し法や行列式などの基本的計算技術を、広い視野から確実に理解して使えるようになることを目標とする。 
授業計画 第1回 大学の数学入門
第2回 斜交座標系
第3回 2x2行列と線形写像の絵
第4回 n次元数線形空間と行列
第5回 行列の和と積
第6回 行基本変形
第7回 行基本変形を行う行列
第8回 階段行列と掃き出し法
第9回 中間試験
第10回 逆行列の計算
第11回 行列のランク
第12回 線型写像の全射性、単射性
第13回 あみだくじと置換
第14回 行列式
第15回 期末試験

中間テストと期末試験を行う。また、適宜レポート課題を出題する。 
教科書・参考書等 線型代数学入門(東京図書)木村俊一著
 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 テキスト,配付資料 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
毎回こまめに復習してください。どの講義も、それまでの講義を一通り理解していることを前提とします。予習は特に必要ありません。 
履修上の注意
受講条件等
この講義は、理学部数学科の学生に向けた講義となります。
線形代数学演習Iと同時に履修することを想定して講義を進めます。 
成績評価の基準等 主に中間試験と期末試験により評価する。レポート課題にきちんと取り組んだ者は、成績のボーダーになった場合に配慮する。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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