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年度 2024年度 開講部局 教養教育
講義コード 62232002 科目区分 社会連携科目
授業科目名 障害学生支援ボランティア実習B
授業科目名
(フリガナ)
シヨウガイガクセイシエンボランテイ
英文授業科目名 Practice of volunteer activities for supporting the students with special needs (B)
担当教員名 山本 幹雄,坂本 晶子
担当教員名
(フリガナ)
ヤマモト ミキオ,サカモト アキコ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   後期   4ターム
曜日・時限・講義室 (4T) 集中:詳細はもみじ教養HP参照(東広島開講)
授業の方法 実習 授業の方法
【詳細情報】
 
演習中心、ディスカッション、グループワーク、作業 
単位 1.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 21 : 社会人基礎
学問分野(分科) 04 : アクセシビリティ
対象学生 学部・専攻は問わない。障害のある学生への支援活動・支援技術に関心がある学生。1級アクセシビリティリーダー資格取得を目指す学生
授業のキーワード 障害、合理的配慮、社会的障壁、修学支援、支援技術、手話、要約筆記、音声認識、字幕、ガイドヘルプ、点訳、多様性、アクセシビリティ,アクセシビリティリーダー,実務経験 
教職専門科目   教科専門科目  
教養教育での
この授業の位置づけ
社会における多様性を理解し,実践することを通して,社会で生き,活躍するために必要な力を高めることを目標とする。 
学習の成果1.修学上の多様な社会的障壁及びその障壁を解消に資する支援技術・技能・テクノロジーについてバランスよく学ぶことができる。
2.広島大学で実際に行われている、要約筆記(手書き、タイピング、音声入力)、ガイドヘルプ(歩行支援、手引き歩行、車椅子介助)、点訳、音訳、字幕制作、修学支援活動の支援技能を習得することができる。
3.指文字、日本語対応手話(簡単な日常会話)、クロックポジション、等のコミュニケーション技能を習得することができる。 
授業の目標・概要等 <目標>
視覚障害、聴覚・言語障害、肢体不自由、内部障害、発達障害、精神疾患、等に関連する修学上の社会的障壁の所在について体験的に理解し、障害のある学生の修学を支援する、要約筆記、ガイドヘルプ、点訳、日本語対応手話等の支援技能・コミュニケーション技能を経験的に習得することを目標とする。
<概要>
毎週、①実務経験のある教員が、要約筆記、手話、ガイドヘルプ、点訳、等の支援技術について直接指導する「基礎講習」と②Moodleで配信される障害理解や支援スキル習得に関する課題をオンデマンドで練習する「個別練習」を1コマ分ずつ受講する。 
授業計画 第01回 第1週基礎講習【Moodle】:履修ガイダンス、空きコマ登録、テキスト配布
第02回 第1週個別練習【Moodle】:支援技術基礎講座( 実習Aのおさらい )
第03回 第2週基礎講習【Moodle】:手話入門Ⅰ、筆記通訳の実践技術Ⅰ
第04回 第2週個別練習【Moodle】:筆記通訳の実践技能①、多様性理解と支援技術① 
第05回 第3週基礎講習【Teams/対面】:日常の手話Ⅰ、筆記通訳の実践技術Ⅱ
第06回 第3週個別練習【Moodle】:筆記通訳の実践技能②、多様性理解と支援技術②  
第07回 第4週基礎講習【Teams/対面】:日常の手話Ⅱ、筆記通訳の実践技術Ⅲ
第08回 第4週個別練習【Moodle】:筆記通訳の実践技能③、多様性理解と支援技術③  
第09回 第5週基礎講習【Teams/対面】:日常の手話Ⅲ、移動支援の実践技術Ⅰ
第10回 第5週個別練習【Moodle】:移動支援の実践技能①、多様性理解と支援技術④
第11回 第6週基礎講習【Teams/対面】: 日常の手話Ⅳ、移動支援の実践技術Ⅱ
第12回 第6週個別練習【Moodle】:移動支援の実践技能②、多様性理解と支援技術⑤
第13回 第7週基礎講習【Teams/対面】:サポートスタッフの支援技術ミニマムⅠ
第14回 第7週個別練習【Moodle】:サポートスタッフの支援技術ミニマム ①
第15回 第8週個別練習【Moodle】:修学支援の基礎技能(まとめ)

試験は実施しない/レポート課題有 
教科書・参考書等 実習テキスト「修学アクセシビリティ支援の基礎技能」を配布します。
オンライン・アクセシビリティ講座(基礎編)・・・Moodleで受講できます。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 テキスト,配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
経験や予備知識は問いません。
予習教材として、【ALP】オンライン・アクセシビリティ講座(基礎編第1章・第2章)の受講をお勧めします。
 
履修上の注意
受講条件等
1)聞き取りと筆記(日本語)を必要とする作業があります。
2)第3週~第7週の基礎講習は、受講生の空きコマ(他の授業が入っていないコマ)に合わせて、同時双方向(Teams)と対面(アクセシビリティセンター)のハイブリッドで開講します。
  (注意1)1コマと5コマの授業は、同時双方向(Teams)のみで開講します。
  (注意2) 第1週に、必ず空きコマ登録(Forms)を行ってください。期日までに空きコマ登録が住んでいない場合、第3週~第7週の基礎講習を受講できなくなる可能性があります。
3)Teamsで受講する場合は、カメラ・マイクをONにできる環境で受講するようにしてください。
4)障害学生支援ボランティア実習Aは基礎レベル、障害学生支援ボランティア実習Bは実践レベルになりますが、障害学生支援ボランティア実習Bから受講することもできます。 
成績評価の基準等 受講態度(10%程度),活動報告(80%程度),レポート(10%程度)から総合的に評価します。 
実務経験 有り  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
高等教育における障害学生支援の実務経験がある教員が、アクセシビリティ支援技術に関する実習指導を行います。(山本/坂本) 
メッセージ 本講義は、「1級アクセシビリティリーダー資格取得」「アクセシビリティリーダー育成特定プログラム」の指定科目になっています。
経験・予備知識は問いません。本実習では、広島大学の修学支援の取組に基づくユニークな技能と経験を積むことができます。より多くの広大生の受講を期待しています。 
その他 http://www.achu.hiroshima-u.ac.jp/ 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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