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年度 2024年度 開講部局 教養教育
講義コード 61254101 科目区分 領域科目
授業科目名 人文学入門B
授業科目名
(フリガナ)
ジンブンガクニュウモンB
英文授業科目名 Introduction to Humanities B
担当教員名 岡本 慎平
担当教員名
(フリガナ)
オカモト シンペイ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   後期   3ターム
曜日・時限・講義室 (3T) 月1-4:総L201
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
原則として対面でおこなうが、講義資料等についてはオンラインにアップロードする。毎回の課題はTeams上で受け取る。また、場合によってはTeams等を使用した遠隔授業となる可能性もある。 
単位 2.0 週時間   使用言語 B : 日本語・英語
学習の段階 1 : 入門レベル
学問分野(分野) 23 : 人文学
学問分野(分科) 02 : 倫理学
対象学生
授業のキーワード  
教職専門科目   教科専門科目  
教養教育での
この授業の位置づけ
領域科目(人文社会科学系科目群) 分類:文学・言語学 
学習の成果1.各学問領域について,その形成過程と発展過程及び現代的な課題について説明できる。
2.複数の学問領域にまたがる歴史的,現代的課題について,多角的な視点から説明できる。 
授業の目標・概要等 本講義では、科学的主題に関する人文学の一例として、「化学」の歴史と思想を扱う。古代ギリシャから現代に至るまで、人類は万物の根源を探求し、物質を変化させようと試みてきた。古代ギリシャでは自然哲学と呼ばれたこの探求は、やがて錬金術と呼ばれるようになり、近代以降の化学の成立につながった。我々は、科学的研究としての化学の成り立ちと背景を考察することで、人文学の重要性とその意義を明らかにする。 
授業計画 第1回 ガイダンス:古代ギリシャの自然哲学から化学への旅
第2回 科学以前の化学:錬金術の光と影
第3回 フロギストン仮説の興亡(前編):プリーストリーと脱フロギストン空気の発見
第4回 フロギストン仮説の興亡(後編):ラヴォアジエと近代科学の誕生
第5回 近代化学の基礎(1):ドルトンの原子論
第6回 近代化学の基礎(2):メンデレーエフの周期表
第7回 存在しなかった元素(前編):熱の本質に向かって
第8回 存在しなかった元素(後編):宇宙を満たすエーテル
第9回 原子実在論争(前編):エネルギー論と反原子論
第10回 原子実在論争(後編):アインシュタインと原子論の証明
第11回 ハーバー・ボッシュ法(1):窒素と硝石枯渇問題
第12回 ハーバー・ボッシュ法(2):空気からパンと火薬を取り出した男
第13回 ハーバー・ボッシュ法(3):科学者と技術者と経営者の責任
第14回 ハーバー・ボッシュ法(4):応用化学の功罪
第15回 まとめ

レポートを課す(日本語または英語) 
教科書・参考書等 教科書は指定しない。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 テキスト,配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
人文学的視点(歴史・思想)を中心に論じるが、化学の基礎知識を前提にする。高校までに学習した内容を復習することが望ましい。 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 各回コメントシート(30%)およびレポート(70%)による。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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