年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教養教育 |
講義コード |
61042301 |
科目区分 |
領域科目 |
授業科目名 |
キリスト教学B[旧パッケージ] |
授業科目名 (フリガナ) |
キリストキョウガクB |
英文授業科目名 |
Introduction to Christian Studies B |
担当教員名 |
辻 学 |
担当教員名 (フリガナ) |
ツジ マナブ |
開講キャンパス |
霞 |
開設期 |
1年次生 後期 3ターム |
曜日・時限・講義室 |
(3T) 火1-4:霞R204講義室 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心、映像作品視聴 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
1
:
入門レベル
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学問分野(分野) |
23
:
人文学 |
学問分野(分科) |
03
:
宗教学 |
対象学生 |
1年次生 後期(第3ターム) |
授業のキーワード |
宗教、旧約聖書、創世記、神、人間 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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教養教育での この授業の位置づけ | 宗教の角度から生命・人間について考察する機会を提供する。旧約聖書を素材としてその考察を深めていく。 領域科目(人文社会科学系科目群) 分類:哲学・倫理学・宗教学・芸術学 【※この授業は,2018年度以降入学生が履修し,単位を修得した場合は「領域科目」となりますが,2017年度以前入学生の場合は「パッケージ別科目」となります。2017年度以前入学生は,「領域科目」としては履修できませんのでご注意ください。】 |
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学習の成果 | |
授業の目標・概要等 |
旧約聖書の「創世記」に収められた一連の物語を読み解きながら、物語の中に込められた人間理解を考察します。「天地創造物語」が語る世界と人間の本来のあり方、「エデンの園物語」に現れる男女関係の理想と現実、「カインとアベルの物語」が描き出す不条理の存在と神の関係、「バベルの塔物語」から読み取れる人間の傲慢さの問題など、創世記は、ユダヤ教・キリスト教の信者にとって重要な文書であるに留まらず、現代の人間にとって重要な問題をたくさん提起しています。これらの物語を味わいつつ、私たち人間の生き方やこの世界のあり方について考え直す機会としたいと考えています。なお、とくにユダヤ教やキリスト教についての予備知識は前提としない。必要な事項は随時講義の中で説明を加えます。また、今年度はとくに、映像作品の助けも借りながら考察を深めていく予定です。 |
授業計画 |
第1回 授業オリエンテーション、旧約聖書の構造と成立史 第2回 DVD『天地創造』視聴 第3回 天地創造物語 第4回 エデンの園の物語(1) 第5回 エデンの園の物語(2) 第6回 カインとアベルの物語 第7-8回 洪水物語 第9回 バベルの塔の物語 第10回 アブラハム物語(1) 第11回 アブラハム物語(2) 第12回 アブラハム物語(3) 第13-15回 『ノア:約束の舟』について
毎回の授業後に小レポート提出。ターム期間中とターム末にそれぞれ1回レポート提出。
提出された小レポートの内容に基づいて授業内容を変更することがあります。 |
教科書・参考書等 |
教科書なし。プリントを必要に応じて配布します。参考書については下記(予習・復習へのアドバイス)参照。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
配付資料,映像 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第2回以降の授業のために、旧約聖書の概説書に目を通しておくことを勧めます(大学図書館にもいろいろ置いてあります。また街中の書店で売られている聖書入門の類でも可)。 |
履修上の注意 受講条件等 |
毎回の授業後に小レポート(講義内容の要約、コメント、質問等)を提出してもらいます。 |
成績評価の基準等 |
授業への積極的参加(50%)、ターム末レポート(50%)で評価します。授業への参加度は毎回の小レポートで判断します。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
今年度は、聖書の物語と、それに基づいた映像作品との関係を考えるため、できるだけ映像作品を取り上げる予定ですが、詳細はまだ決まっていないので、上記の授業計画は仮のものです。また授業中に受講者と相談して内容を変更することもあります。予めご了承下さい。 |
その他 |
【※この授業は,2018年度以降入学生が履修し,単位を修得した場合は「領域科目」となりますが,2017年度以前入学生の場合は「パッケージ別科目」となります。2017年度以前入学生は,「領域科目」としては履修できませんのでご注意ください。】 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |