年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教養教育 |
講義コード |
54015001 |
科目区分 |
領域科目 |
授業科目名 |
英語圏の文学と社会[旧パッケージ] |
授業科目名 (フリガナ) |
エイゴケンノブンガクトシャカイ |
英文授業科目名 |
Literature and Society of the English-speaking Countries |
担当教員名 |
城戸 光世 |
担当教員名 (フリガナ) |
キド ミツヨ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 後期 3ターム |
曜日・時限・講義室 |
(3T) 月1-4:総K209 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
1
:
入門レベル
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学問分野(分野) |
23
:
人文学 |
学問分野(分科) |
05
:
文学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
アメリカ文学、アメリカ社会、アメリカ史、アメリカ文化 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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教養教育での この授業の位置づけ | 領域科目(人文社会科学系科目群) 分類:文学・言語学 【※この授業は,2018年度以降入学生が履修し,単位を修得した場合は「領域科目」となりますが,2017年度以前入学生の場合は「パッケージ別科目」となります。2017年度以前入学生は,「領域科目」としては履修できませんのでご注意ください。】 |
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学習の成果 | |
授業の目標・概要等 |
この授業では、英語圏の文学の中でも、主にアメリカ文学に焦点をあてています。様々なエスニックルーツや文化的背景を持った人々で成り立つアメリカという国において、これまで生み出されてきた様々な文学作品を取り上げ、それらが生まれた歴史的経緯や社会制度について、またその地域の自然や風土について通時的に学ぶことによって、文化の多様性や重層性に対する理解を深めることを目指します。主にアメリカ合衆国が誕生した18世紀から21世紀までのアメリカ文学(狭義の文学テクスト以外にも口承文化や映像作品も含む)を代表する諸作品を、人種・階級・ジェンダー、政治、経済、歴史、宗教、風俗習慣、国家形成、国家アイデンティティ、社会制度など様々な観点から考察し、アメリカ合衆国の社会と文化について文学作品を通して受講生が深く理解することを目標としています。 |
授業計画 |
第1回 オリエンテーション(アメリカ文学史の全体像とアメリカ文学の特質) 第2回 アメリカの環境文学と自然観の変遷 第3回 西部開拓とフロンティアの文学 第4回 アメリカン・ゴシックの系譜 第5回 アメリカ文学のロマンス性~ファンタジーとSF 第6回 地方色文学とリアリズムの台頭 第7回 南北戦争と文学 第8回 アメリカ文学のヒロイン像 第9回 第一次大戦とモダニズム~ロスト・ジェネレーション 第10回 1930年代~第二次大戦の文学 第11回 ビート・ジェネレーションとカウンターカルチャー 第12回 エスニック文学I 第13回 エスニック文学II 第14回 ポストモダン文学とは何か 第15回 まとめ
最後の授業日にまとめの小テストをBb9にて実施、授業で取り上げた作品から一作選んで読後自由にテーマを設定して論じたレポートを提出すること |
教科書・参考書等 |
授業では資料を配布しますが、授業をさらに理解する上で、またレポート執筆の際に、以下のような参考文献も役立ちます。 ・『たのしく読めるアメリカ文学 作品ガイド150』(ミネルヴァ書房) ・『アメリカ文学入門』(三修社) ・『論文・レポートを書くためのアメリカ文学ガイド』(荒地出版社) 他 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
配付資料,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第1回 アメリカという国が持つイメージを膨らませてみましょう。 第2回 アメリカにおける独自の自然観の発達と環境保護運動について各作品や時代ごとにおさらいしましょう。 第3回 アメリカの西部のイメージの変遷を簡潔にまとめておきましょう。 第4回 ゴシック文学の代表作にどのようなものがあるか押さえておきましょう。 第5回 アメリカが生んだファンタジーやSFの代表作を覚えましょう。 第6回 リアリズム文学の特徴を押さえておきましょう。 第7回 南北戦争についての基本的な事実について確認しておきましょう。 第8回 アメリカ文学がどのようなヒロインを生み出してきたか想像し、実際の作品と比べてみましょう。 第9回 ロスト・ジェネレーションという用語や代表作家や作品について説明できるように復習しましょう。 第10回 1930年代から第二次大戦についての世界史的事実を確認すると同時に、この時代の代表的作家・作品について押さえておきましょう。 第11回 カウンター・カルチャーがどのようなものか調べておきましょう。 第12,13回 アメリカにどのようなエスニック・グループがあるのか調べ、授業内で取り上げる作家たちの登場背景を押さえておきましょう。 第14回 ポストモダン文学 ポストモダンという用語について事前にインターネットや参考文献などで調べてみましょう。 第15回 まとめ これまでの回の配布資料を見直して、授業内容をおさらいしておきましょう。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
授業参加と小テストおよびレポートによって総合的に評価します。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
【※この授業は,2018年度以降入学生が履修し,単位を修得した場合は「領域科目」となりますが,2017年度以前入学生の場合は「パッケージ別科目」となります。2017年度以前入学生は,「領域科目」としては履修できませんのでご注意ください。】 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |