年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教養教育 |
講義コード |
53001001 |
科目区分 |
領域科目 |
授業科目名 |
脳と行動[旧パッケージ] |
授業科目名 (フリガナ) |
ノウトコウドウ |
英文授業科目名 |
Brain and Behavior |
担当教員名 |
小林 勇喜 |
担当教員名 (フリガナ) |
コバヤシ ユウキ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 月1-4:総K209 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心、必要に応じて演習、板書、ディスカッション |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
26
:
生物・生命科学 |
学問分野(分科) |
04
:
生命科学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
神経細胞、活動電位、シナプス、情報伝達、学習記憶、うつ不安、薬物依存 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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教養教育での この授業の位置づけ | 領域科目(自然科学系科目群) 分類:生物 【※この授業は,2018年度以降入学生が履修し,単位を修得した場合は「領域科目」となりますが,2017年度以前入学生の場合は「パッケージ別科目」となります。2017年度以前入学生は,「領域科目」としては履修できませんのでご注意ください。】 |
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学習の成果 | 1.各学問領域について,その形成過程と発展過程及び現代的な課題について説明できる。 2.複数の学問領域にまたがる歴史的,現代的課題について,多角的な視点から説明できる。 |
授業の目標・概要等 |
人間精神を構成する知・情・意を知能・情動・意欲と置き換えて、それらを生み出す脳の働きと行動、そして密接に関連する分子群を総合科学的視点から考察する。 |
授業計画 |
第1回 ガイダンス 第2-5回 脳・神経細胞の構造と機能 第6回 脳研究の方法論 第7回 中間試験 第8回 試験解説・快楽・意欲と脳 第9-10回 薬物濫用と脳 第11-12回 学習記憶の脳内プロセス 第13-14回 心の病と脳,まとめと重要ポイントの整理 第15回 期末試験
講義の進み具合により、予定が多少前後する可能性があります。 |
教科書・参考書等 |
テキストは用いず、随時配布するプリントとパワーポイントを用いて講義を進める。参考書については近年刊行された総説類など適宜指示する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
パワーポイント |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
この講義は、各段階を理解しないと次の段階に進めない。積み重ねの内容であるため、毎回十分な復習が必要。用語や概念の理解が難しい場合は、教官に積極的に質問すること。 第1回 これから何を学ぼうとするかを理解する 第2-5回 脳についての基本的な構成要素を理解し、神経情報の本質とは何かを学ぶ。 第6回 脳研究の様々な方法論について理解する 第7回 理解度確認のために中間試験を行う。 第8回 これまでの基礎知識を活用して快楽の仕組みを理解する 第9-10回 覚せい剤やアルコールの脳における作用を理解する 第11-12回 知のプロセスを理解する 第13回 第6回-12回の知識を総合して、うつ病や統合失調症について理解を深める 第14回 講義全体のまとめを行うのでよく復習しておくこと。 第15回 全ての講義のまとめとして記述試験を行う。
講義の進み具合により、予定が多少前後する可能性があります。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
期末試験と授業への参加(小テストの成績等)によって評価する。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
受講期間中は理解するための最善の努力をすること。そして、途中であきらめないで、最後まで出席しましょう。 |
その他 |
ハイレベルでありながら、わかりやすい講義を心がけています。わからないことがあれば遠慮なく質問してください。15回の講義終了後には「本当の脳科学はこんなにも奥深い」「バラエティ番組のあの話は本当は根拠がものすごく曖昧なのか」などを実感できると思います。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |