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年度 2024年度 開講部局 教養教育
講義コード 52002101 科目区分 領域科目
授業科目名 教育と人間[旧パッケージ]
授業科目名
(フリガナ)
キョウイクトニンゲン
英文授業科目名 Education and Human Being
担当教員名 中坪 史典,七木田 敦
担当教員名
(フリガナ)
ナカツボ フミノリ,ナナキダ アツシ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 水5-8:総L102
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義、ディスカッション
各回の具体的な実施方法は授業第1回にアナウンスする。変更のある場合は、授業のなかで、あるいは「もみじ」「moodle」を通じて適宜指示する。 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 1 : 入門レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 07 : 教育学
対象学生
授業のキーワード 教育、乳幼児期の子ども、保育者 
教職専門科目   教科専門科目  
教養教育での
この授業の位置づけ
領域科目(人文社会科学系科目群) 分類:法学・政治学・社会学・経済学・教育学
【※この授業は,2018年度以降入学生が履修し,単位を修得した場合は「領域科目」となりますが,2017年度以前入学生の場合は「パッケージ別科目」となります。2017年度以前入学生は,「領域科目」としては履修できませんのでご注意ください。】 
学習の成果1.各学問領域について,その形成過程と発展過程及び現代的な課題について説明できる。
2.複数の学問領域にまたがる歴史的,現代的課題について,多角的な視点から説明できる。 
授業の目標・概要等  乳幼児期の子ども(0〜8才頃)が受ける教育の営みが、その後の人生に大きな影響を与えることを感覚的に感じている人も多いのではないでしょうか。それにも関わらず小学校以降の教師と比べても、保育所、幼稚園、認定こども園などの保育者は、どこか過小評価されがちです。この授業では、「教育と人間」について、特に、乳幼児期の子どもの教育に着目します。
 中でも大きなテーマは、「日本の保育者は、乳幼児期の子どもにどのような教育を行うのか?」ということです。一般的に、小学校、中学校、高等学校など、学校教育の現場では、教師が教壇などに立って教科書の内容を伝えたり、指導したりするケースが多いようですが、乳幼児期の子どもに対する教育の場合、子どもの主体的な遊びを重視するため、ともすると保育者が何もしていないように見えたり、ただ子どもと一緒に遊んでいるように見えたりなど、保育者の教育的行為が不可視的であるという特徴があります。
 とは言え、保育者は、子どもが保育所、幼稚園、認定こども園の中で安心し、居心地の良さを感じることができるように、のびのびと自分がやりたい遊びが経験できるように、直接的、間接的に支援します。この授業では、そうした保育者の実践の中に埋め込まれた専門性の奥深さを探究することを目指します。 
授業計画 第1回 オリエンテーション
第2回 なぜ、乳幼児期の子どもの教育が大切なのか?
第3回 教育と乳幼児期の子ども:森の幼稚園の事例から(Part1)
第4回 教育と乳幼児期の子ども:森の幼稚園の事例から(Part2)
第5回 教育と乳幼児期の子ども:森の幼稚園の事例から(Part3)
第6回 教育と乳幼児期の子ども:乳児の事例から(Part1)
第7回 教育と乳幼児期の子ども:乳児の事例から(Part2)
第8回 教育と乳幼児期の子ども:幼児の事例から(Part1)
第9回 教育と乳幼児期の子ども:幼児の事例から(Part2)
第10回 教育と乳幼児期の子ども:海外の事例から(Part1)
第11回 教育と乳幼児期の子ども:海外の事例から(Part2)
第12回 教育と乳幼児期の子ども:海外の事例から(Part3)
第13回 教育と乳幼児期の子ども:日本の固有性
第14回 授業の総括:期末試験にどう望むか?
第15回 期末試験

※各回の具体的な実施方法は授業第1回にアナウンスする。変更のある場合は、授業のなかで、あるいは「もみじ」「moodle」を通じて適宜指示する。

期末課題について、第1回オリエンテーションでアナウンスする。加えて、moodle内の課題指示を確認すること。 
教科書・参考書等 (1)講義形式:ビデオの映像分析,ディスカッションなどを中心とします.
(2)使用する視聴覚教材:ビデオ・DVD・接写カメラ・KEY NOTEなどです.
(3)ビデオ・DVDの文字情報:字幕・内容解説書などを準備します. 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】  
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
授業の中で適宜アドバイスします。 
履修上の注意
受講条件等
全授業回数の1/3以上を欠席した学生は「不可」となりますので注意して下さい。 
成績評価の基準等 この授業は,次の点に基づいて総合的に評価します。
(1)授業の出席状況,積極的参加,遅刻の有無
(2)リフレクション・カード
(3)ブリーフ・レポート
(4)試験 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 必携PCを持参すること 
その他 【受講希望者が250人を超えたときは受講者抽選を行う可能性があります。】 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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