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年度 2024年度 開講部局 特別支援教育特別専攻科
講義コード YU20010 科目区分 専門的教育科目
授業科目名 コミュニケーション障害教育方法論
授業科目名
(フリガナ)
コミュニケーションショウガイキョウイクホウホウロン
英文授業科目名 Methodology in Education for Children with Communication Disorders
担当教員名 川合 紀宗
担当教員名
(フリガナ)
カワイ ノリムネ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   後期   3ターム
曜日・時限・講義室 (3T) 水1-4:教C725
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心、演習中心、ディスカッション、学生の発表
原則対面だが状況によっては非対面(Teamsを予定。アプリを個人のパソコンにダウンロードし、アカウントを取得しておくこと)教室はC708で実施予定。なお、今年度は大学本部の会議と授業時間帯が重なるため、別の日時(水曜日1・2コマまたは集中)に変更せざるを得ません。受講希望者は必ず川合まで事前に連絡を入れてください。 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 6 : 大学院専門的レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 07 : 教育学
対象学生 教育学研究科博士課程前期の学生
授業のキーワード 言語・コミュニケーション障害,音声言語病理学 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
 
授業の目標・概要等 言語・コミュニケーション障害分野における最新の臨床事情や研究動向について,国内外の文献購読を行うことにより,新たな知見や有効で信頼性の高いエビデンスを得ることを本講義の目的とする。 
授業計画 第1回 言語・コミュニケーション障害についての概説
第2回 言語・コミュニケーション障害分野における最新の臨床事情(教育制度)
第3回 言語・コミュニケーション障害分野における最新の臨床事情(発話面の障害を中心に)
第4回 言語・コミュニケーション障害分野における最新の臨床事情(言語機能面の障害を中心に)
第5回 言語・コミュニケーション障害分野における最新の臨床事情(根拠に基づく実践)
第6回 言語・コミュニケーション障害分野における最新の研究動向(教育制度)
第7回 言語・コミュニケーション障害分野における最新の研究動向(発話面の障害を中心に)
第8回 言語・コミュニケーション障害分野における最新の研究動向(言語機能面の障害を中心に)
第9回 言語・コミュニケーション障害分野における最新の研究動向(言語心理学)
第10回 研究動向のまとめ
第11回 言語障害教育分野の研究と臨床の接点について
第12回 言語障害教育分野におけるEvidence-Based Practiceの在り方
第13回 より有効で,教育的ニーズに適った言語障害教育方法の実践について
第14回 言語障害教育臨床の日米比較
第15回 本講義のまとめ

以下の3つの内容を本講義の柱とする。
1. 言語・コミュニケーション障害分野における最新の臨床事情を,実践研究論文や実践報告を講読することにより把握する。また,研究論文や実践報告で述べられた臨床効果について,そのエビデンスのレベルを個人レベルでのレビューやシステマティックレビューを通して検討することとする。

2. 言語・コミュニケーション障害分野における最新の研究動向を,研究論文を講読することにより把握する。また,Critical Readingを行うことにより,研究論文で示されている研究仮説や研究課題,方法,分析,結果,考察,研究の限界点および今後の展望について,優れている点および問題点を検証する。

3. 研究と臨床の接点について考察し,研究のための研究ではなく,研究プロセスおよび結果を臨床に生かし,社会に貢献する研究デザインのあり方について検討する。また,いかにしてEvidence-Based Practiceを言語障害教育分野に適応させ,より有効で,教育的ニーズに適った臨床方法を個々の児童・生徒に実践することができるか,という点についても検討する。 
教科書・参考書等 特にないが,必要に応じて資料を配布する。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 資料 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
言語・コミュニケーション障害は,さまざまな障害にかかわる重要な分野です。ぜひ知見を広め,深めてください。 
履修上の注意
受講条件等
特別支援教育学専攻以外の学生で履修を希望する場合は,登録前に授業担当教員に相談すること。 
成績評価の基準等 授業への参加度(積極的な発言・ディスカッション)およびレポート 
実務経験 有り  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
米国の公立学校、大学病院、大学附属言語療法クリニックにおける実践経験を踏まえ、日米の制度の違いや実践の在り方について解説を行う。 
メッセージ Critical Reading Skillを身につけるには,質の高い論文を読みこなす必要があります。また臨床に関しては,Evidence-Based Practiceを主軸に,効果に根拠のある臨床の探索および選択方法を探ります。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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