年度 |
2024年度 |
開講部局 |
情報科学部 |
講義コード |
KA212001 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
ソフトウェアマネジメント |
授業科目名 (フリガナ) |
ソフトウェアマネジメント |
英文授業科目名 |
Software Management |
担当教員名 |
藤原 隆次 |
担当教員名 (フリガナ) |
フジワラ タカジ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 前期 集中 |
曜日・時限・講義室 |
(集) 集中:工102 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
|
集中講義であり、講義中心、演習中心、ディスカッションを含む。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
|
使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
4
:
上級レベル
|
学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
02
:
情報科学 |
対象学生 |
3年生 |
授業のキーワード |
ソフトウェア工学、プロジェクトマネジメント |
教職専門科目 |
|
教科専門科目 |
|
プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 一般社会・市場から、機能が多種・多様・大規模化するソフトウェア(組込系含む)に おいて、短期かつ高信頼/安全性の実装が要求される中で、ソフトウェア開発を成功裡に 完了するために、必須となるプロジェクトマネジメント技術、開発要件抽出・分析手法、 テスト手法に関わる知識の獲得を図る。 |
---|
到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 計算機科学プログラム (総合的な力) ・D2. 多様化,複雑化した情報社会における分野横断的な課題に対して,豊富な最先端情報技術に基づいて,最適なシステムソリューションを導く能力.
データ科学プログラム (能力・技能) ・A. 情報基盤の開発技術,情報処理技術,データを分析して新しい付加価値を生む技術.
知能科学プログラム (総合的な力) ・D3. 複合的に絡み合う社会的ニーズや課題を俯瞰的に捉え,知能科学の幅広い知識に基づいた多角的視野と分析能力で課題を解決する能力. |
授業の目標・概要等 |
日本はモノづくり立国であるため、エンタープライズ系システム開発のみならず、組込系ソフトウェア開発が占める割合が大きく、各々の特徴(開発対象や規模等)を踏まえたプロジェクトを成功裡に完了させるための計画手法と、その管理(是正)手法が不可欠である。また、計画通りにソフトウェア開発を効率良く実施するための設計手法、コーディング手法、及びテスト手法の適用が必要不可欠な状態である。そこで本講義では,情報処理推進機構が提案している幾つかの手法を交えて,プロジェクトマネージャに要求される技術及び知識の習得を図ると共に、エンタープライズ系、PC周辺機器、車載機器等の開発に要求される手法を演習を通して習得を図る。これらの管理技術・設計手法として、組込系ソフトウェアの特徴であるシステム開発との連携を踏まえ、実際の開発現場で、どの様に活用されているのかを解説することで、深く理解できる様に努める。
関連する科目として、「C言語プログラミング」、「オブジェクト指向プログラミング」等がある。 |
授業計画 |
第1回:最近のソフトウェア開発の動向を紹介し、プロジェクトマネジメントが必要不可欠な存在であることを解説 第2回:ソフトウェア開発のプロセス(従来型/アジャイル型)について解説 第3回:開発日程計画手法(CCPM:Critical Chain Project Management)について解説 第4回:開発の進捗管理手法(EVM:Earned Value Management)について解説 第5回:危険事象に基づく安全/信頼性要件の導出方法について解説 第6回:組込系ソフトウェアの特徴を考慮した安全分析手法について解説 第7回:ソフトウェアアーキテクチャ設計に要求される手法について(一部、システム開発との連携を踏まえて)解説 第8回:コーディングに要求される手法について解説 第9回:テスト駆動型開発の基本的な実施方法について解説 第10回:ソフトウェアテストの基本的な考え方について解説 第11回:テストの網羅性を計測するカバレッジについて解説 第12回:カバレッジを100%にするテストケースの導出方法について演習 第13回:ソフトウェア統合テストの効率的な実施方法について解説(その1) 第14回:ソフトウェア統合テストの効率的な実施方法について解説(その2) 第15回:本講義内容を踏まえた演習
演習とレポート |
教科書・参考書等 |
講義に使用するパワーポイントの印刷物(又はPDFファイル) |
授業で使用する メディア・機器等 |
|
【詳細情報】 |
パワーポイントを活用した講義 |
授業で取り入れる 学習手法 |
|
予習・復習への アドバイス |
講義内容を配布資料に従って復習することが望ましい。 |
履修上の注意 受講条件等 |
・原則として全ての授業に出席すること ・ソフトウェア開発(システム開発含む)に興味があること |
成績評価の基準等 |
下記の配点で100点満点とし; ・講義(討論)への参加状況の評価と受講態度(授業中の質問に対する回答内容含む) (70%) ・レポート提出(30%) |
実務経験 |
有り
|
実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
ソフトウェアコンサルタント |
メッセージ |
|
その他 |
実施日時:9月4日(水)から9月6日(金) |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |