年度 |
2024年度 |
開講部局 |
情報科学部 |
講義コード |
KA126001 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
データベース |
授業科目名 (フリガナ) |
データベース |
英文授業科目名 |
Databases |
担当教員名 |
平嶋 宗 |
担当教員名 (フリガナ) |
ヒラシマ ツカサ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 後期 4ターム |
曜日・時限・講義室 |
(4T) 水1-4:工220 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義と講義内の課題提出中心. 課題提出:主にMoodleを利用 必携パソコン等,Moodleを利用できるツールを持参して講義に参加してください. |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
02
:
情報科学 |
対象学生 |
2年次 |
授業のキーワード |
現実世界のモデリング,リレーショナルデータベース,リレーショナル代数,正規化,SQL |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 人にとっての情報の意味を理解するとともに,リレーショナルデータベースについての理論と実践的利用方法について学び,データベースを構築,操作できる能力を身につける. |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 電子システムプログラム (能力・技能) ・電子システム分野の基礎概念,知識および手法を具体的・専門的な問題に応用する能力
計算機科学プログラム (知識・理解) ・D1. 計算機科学の基礎となる理論体系を理解し,科学的論理性に基づいた情報処理技術を駆使して,高次元データを収集・処理するための知識と能力.
データ科学プログラム (能力・技能) ・A. 情報基盤の開発技術,情報処理技術,データを分析して新しい付加価値を生む技術.
知能科学プログラム (知識・理解) ・D1. 人間が持つ高度な知能とその計算機による実現についての体系的な深い理解. |
授業の目標・概要等 |
インターネットを始めとして,巷に情報があふれかえっている今日,それらの情報をユーザの状況に応じて整理・提供・管理することが求められている.本講義では,そのための枠組みであるデータベースについて,基本的な概念からその応用にいたるまでを学ぶ.SQLに関しての計算利用実習も行う. |
授業計画 |
第1回データと情報 データと情報の違いおよびデータベースの必要性について説明する 第2回データモデル 実世界をデータベース化するためのデータモデルについて紹介する
第3回実体-関連モデル 実世界を概念的に記述するための実体-関連モデルを説明し,実体-関連図をリレーショナルスキーマに変換する方法について学ぶ 第4回リレーショナルデータモデル リレーショナルデータモデルの概念について学ぶ
第5回一貫性制約 リレーショナルデータモデルにおける一貫性制約について学ぶ
第6回リレーショナル代数(1) リレーショナル代数について学ぶ
第7回リレーショナル代数(2) リレーショナル代数について学ぶ
第8回リレーショナル代数(3) リレーショナル代数についての演習を行う
第9回リレーショナルスキーマの正規化(1) リレーショナルスキーマの正規化について学ぶ
第10回リレーショナルスキーマの正規化(2) リレーショナルスキーマの正規化について学ぶ
第11回リレーショナルスキーマの正規化(3) リレーショナルスキーマの正規化の演習を行う
第12回SQL実習(1) データベース言語SQLを使いながら学ぶ
第13回SQL実習(2) 計算機を用いて,SQLについての実習を行う. 第14回SQL実習(3) 計算機を用いて,SQLについての実習を行う. 第15回SQL実習(4) 計算機を用いて,SQLについての実習を行う.
講義に沿ったレポート,実習,期末試験を行う. |
教科書・参考書等 |
講義中心;講義のレジュメの有 (Moodleで配布) パワーポイント使用 計算機利用演習 参考書:増永良文著「データベース入門」,サイエンス社 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
Moodleを授業中に利用するので,必携PC等のMoodleを利用できる機器を持参すること |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
1-5回では,はリレーショナルデータベースを構成する概念が多く出るので,これについて覚えることが重要です.また,ER図の描き方をマスターする必要があります. 6-8回ではリレーショナル代数を学びますが,これでキュエリーを記述できるように演習を行う必要があります. 9-11回では,正規化を学びますが,ここでは,関数従属性,多値従属性と正規化の関係について理解したうえで,自身で正規化を行えるように演習を行います. 12-15回では,SQLおよびそれを用いた計算機演習を実施します. |
履修上の注意 受講条件等 |
授業中に複数回のレポート提出があります. |
成績評価の基準等 |
演習およびレポートを40%程度,定期試験を60%程度として総合的に判断する. |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |