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年度 2024年度 開講部局 情報科学部
講義コード KA101001 科目区分 専門教育科目
授業科目名 離散数学I
授業科目名
(フリガナ)
リサンスウガク1
英文授業科目名 Discrete Mathematics I
担当教員名 岩本 宙造
担当教員名
(フリガナ)
イワモト チュウゾウ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 月9-10,火5-6:経B257
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心 
単位 2.0 週時間   使用言語 B : 日本語・英語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 01 : 数学・統計学
対象学生 情報科学部1年次生,工学部電気電子・システム情報系2年次生
授業のキーワード 集合,論理,剰余演算,離散代数,関係,グラフ,順序 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
情報科学の分野において必要とされる離散系の数学に関する基礎知識の習得と理解 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
総合科学プログラム
(知識・理解)
・当該の個別学問体系の重要性と特性、基本となる理論的枠組みへの知識・理解
(能力・技能)
・課題の考察のために必要な理論・方法を特定する能力・技能

電気システム情報プログラム
(能力・技能)
・電気,システム,情報分野の専門家として必要とされる数学的手法

計算機科学プログラム
(能力・技能)
・A. 情報基盤の開発技術,情報処理技術,データを分析して新しい付加価値を生む技術.
・B. 新たな課題を自ら発見し,データに基づいた定量的かつ論理的な思考と,多角的視野と高度な情報処理・分析により,課題を解決する能力.

データ科学プログラム
(能力・技能)
・A. 情報基盤の開発技術,情報処理技術,データを分析して新しい付加価値を生む技術.
・B. 新たな課題を自ら発見し,データに基づいた定量的かつ論理的な思考と,多角的視野と高度な情報処理・分析により,課題を解決する能力.

知能科学プログラム
(能力・技能)
・A. 情報基盤の開発技術,情報処理技術,データを分析して新しい付加価値を生む技術.
・B. 新たな課題を自ら発見し,データに基づいた定量的かつ論理的な思考と,多角的視野と高度な情報処理・分析により,課題を解決する能力. 
授業の目標・概要等 離散数学は離散的な対象を扱う数学分野である.本講義では,集合,論
理,剰余演算,離散代数,関係,グラフ,順序などの概念について学び,
演習問題を通じて数学的・論理的な思考力を養い,実践的な問題解決能
力を向上させることを目指します. 
授業計画 以下の8項目について,教科書の内容に沿って解説する.問題の演習と解説,
小テストの実施を含めて,16回の授業を実施する.
・離散集合:ベキ集合と集合演算,包除原理,直和,直積(1章)
・論理計算:命題と論理演算,論理と証明(2章)
・剰余演算:除法定理,合同,累乗根,剰余系における演算(7章)
・離散代数:代数系と演算の性質,群・体・環の定義と性質(8章)
・離散関係:2項関係,関係グラフと行列,同値関係(9章)
・離散グラフ:隣接行列,オイラーの定理(10章)
・木グラフ:順序木,構文木,グラフ探索と探索木義(11章)
・順序の数学:順序関係と順序集合,上限と下限,論理代数(12章)
 
教科書・参考書等 近代科学社「はじめての離散数学」,小倉久和著,ISBN:9784764910546.(電子版と紙版があります)
授業の資料を moodle で配布します. 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】  
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
毎講義で指定される演習問題を解き,レポートとして提出する. 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 テストの総合点で評価する.Evaluation will be based on the cumulative
scores of exams. 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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