年度 |
2024年度 |
開講部局 |
薬学部薬学科 |
講義コード |
I7080001 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
臨床薬理学C |
授業科目名 (フリガナ) |
リンショウヤクリガクC |
英文授業科目名 |
Clinical Pharmacology C |
担当教員名 |
小澤 孝一郎,吉井 美智子 |
担当教員名 (フリガナ) |
オザワ コウイチロウ,ヨシイ ミチコ |
開講キャンパス |
霞 |
開設期 |
5年次生 前期 1ターム |
曜日・時限・講義室 |
(1T) 月1-4:霞R304講義室 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
|
Problem based learning(PBL:問題基盤型学習)形式 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
|
使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
4
:
上級レベル
|
学問分野(分野) |
27
:
健康科学 |
学問分野(分科) |
03
:
薬学 |
対象学生 |
薬学部薬学科5,6年生 |
授業のキーワード |
SDG_03 SDG_12 病態生理,薬物治療,主作用・副作用,鉄欠乏性貧血,緑内障,狭心症と心筋梗塞,実務経験、human disease, human health |
教職専門科目 |
|
教科専門科目 |
|
プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 第3ステップ:疾病と病態 薬学教育モデル・コアカリキュラム: C 薬学専門教育 [生物系薬学を学ぶ] C8 生命体の成り立ち (1)ヒトの成り立ち 【循環器系】【感覚器系】【血液・造血器系】,(3)生体の機能調節 【循環・呼吸系の調節機構】,[薬と疾病] C14 薬物治療 (2)疾患と薬物治療(心臓疾患等) 【心臓・血管系の疾患】【血液・造血器の疾患】【総合演習】,(4)疾患と薬物治療(精神疾患等) 【眼疾患】【総合演習】 D 実務実習教育 (Ⅰ)実務実習事前学習 (1)事前学習を始めるにあたって 《薬剤師業務に注目する》《チーム医療に注目する》,(2)処方せんと調剤 《医薬品の用法・用量》《服薬指導の基礎》,(3)疑義照会 《疑義照会の意義と根拠》4),《疑義照会入門》,(5)リスクマネージメント 《安全管理に注目する》2),《副作用に注目する》,《リスクマネージメント入門》6)7),(6)服薬指導と患者情報 《服薬指導に必要な技能と態度》《患者情報の重要性に注目する》 |
---|
到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 薬学プログラム (知識・理解) ・生体のホメオスタシス(恒常性)の維持機構とダイナミックな調節機構に関する知識と理解●資質⑤ ・様々な臓器に関する主な疾患に対する適切な薬物治療のための基本的知識と理解●資質⑥ ・薬効や副作用を定量的に理解するための薬物動態の理論的解析に関する知識と理解●資質⑥ ・医療チームと薬物治療などに関してコミュニケーションができる知識と理解●資質③,④ ・基本的な医薬品の薬理作用を化学構造と関連づけて思考する能力●資質⑤ ・臨床検査値の異常から推測される主な疾患を挙げることができる能力・技能●資質⑥ (能力・技能) ・代表的な薬物の薬物血中濃度が測定できる能力・技能●資質⑥ ・医療チームと薬物治療などに関してコミュニケーションができる能力・技能●資質③,④ ・医薬品の配合禁忌や不適切な処方に対して、適切な対処ができる能力・技能●資質⑥ (態度) ・医療人としての人格形成の自己向上力:薬剤師はヒトの生命にかかわる職業人であることを自覚し、それに相応しい行動・態度。病んでいる人たちのみならず、医療チームの中で他の医療スタッフとコミュニケーションできる知識と理解●資質①,②,③,④,⑨ ・常に患者の存在を念頭におき、医療チームのみならず国民からも信頼される薬剤師となるための能力●資質①,②,④ |
授業の目標・概要等 |
授業の到達目標:将来,適切な薬物治療に貢献できるようになるために,指定された疾患例について必要な情報を収集し、適切な薬物治療について説明できる。 授業の概要:鉄欠乏性貧血,緑内障,狭心症と心筋梗塞の病態生理・血中薬物濃度推移及びそれに対する治療薬の薬効,副作用について基礎から臨床応用まで幅広くPBL形式で修得し,チームでの議論を通してコミュニケーション能力を育成し医療人としての態度を身に付ける。 |
授業計画 |
第1回 シナリオ1-課題提示(鉄欠乏性貧血),内容理解のための討論,problem listの作成,学習計画の立案 (小澤孝一郎) 第2回 自己学習,問題解決に向けての討論(鉄欠乏性貧血)(小澤孝一郎) 第3回 自己学習,問題解決に向けての討論,まとめと発表準備(鉄欠乏性貧血) (小澤孝一郎) 第4回 シナリオ1の発表、全体討論 (小澤孝一郎) 第5回 シナリオ2-課題提示(緑内障),内容理解のための討論,problem listの作成,学習計画の立案 (小澤孝一郎) 第6回 自己学習,問題解決に向けての討論(緑内障) (吉井美智子) 第7回 自己学習(,問題解決に向けての討論,まとめと発表準備緑内障) (吉井美智子) 第8回 シナリオ2の発表、全体討論 (吉井美智子) 第9回 シナリオ3-課題提示(狭心症と心筋梗塞),内容理解のための討論,problem listの作成,学習計画の立案 (吉井美智子) 第10回 自己学習,問題解決に向けての討論(狭心症) (吉井美智子) 第11回 自己学習,問題解決に向けての討論(狭心症),まとめ(狭心症) (吉井美智子) 第12回 自己学習,問題解決に向けての討論(心筋梗塞) (吉井美智子) 第13回 自己学習,問題解決に向けての討論(心筋梗塞),まとめ(心筋梗塞) (吉井美智子) 第14回 問題解決に向けての討論(狭心症と心筋梗塞),まとめと発表準備(狭心症と心筋梗塞) (吉井美智子) 第15回 シナリオ3の発表、全体討論 (吉井美智子)
学習サマリー,試験 |
教科書・参考書等 |
テキストとしてプリントを配布します。 参考書:今日の治療薬(南江堂),わかりやすい内科学(文光堂),知っておきたい病気100(日本薬学会編) |
授業で使用する メディア・機器等 |
|
【詳細情報】 |
配布資料,パワーポイント等 |
授業で取り入れる 学習手法 |
|
予習・復習への アドバイス |
第1回 シナリオ1-課題提示(鉄欠乏性貧血),内容理解のための討論,problem listの作成,学習計画の立案を踏まえて,自己学習を行って下さい。 第2回 自己学習した成果を持ち寄ってグループで討議しますので,事前にまとめておいて下さい。新たに見出された問題点を自己学習して下さい。 第3回 自己学習した成果を持ち寄ってグループで発表に向けてまとめますので,事前に自己学習の成果を整理しておいて下さい。発表準備の準備をして下さい。 第4回 予習として発表の準備を行い,復習として全体討論から得られた問題点を自己学習して下さい。 第5回 シナリオ2-課題提示(緑内障),内容理解のための討論,problem listの作成,学習計画の立案を踏まえて,自己学習を行って下さい。 第6回 自己学習した成果を持ち寄ってグループで討議しますので,事前にまとめておいて下さい。新たに見出された問題点を自己学習して下さい。 第7回 自己学習した成果を持ち寄ってグループで発表に向けてまとめますので,事前に自己学習の成果を整理しておいて下さい。発表準備の準備をして下さい。 第8回 予習として発表の準備を行い,復習として全体討論から得られた問題点を自己学習して下さい。 第9回 シナリオ3-課題提示(狭心症と心筋梗塞),内容理解のための討論,problem listの作成,学習計画の立案を踏まえて,自己学習を行って下さい。 第10回 狭心症について自己学習した成果を持ち寄ってグループで討議しますので,事前にまとめておいて下さい。新たに見出された問題点を自己学習して下さい。 第11回 狭心症について自己学習した成果を持ち寄ってグループで発表に向けてまとめますので,事前に自己学習の成果を整理しておいて下さい。 第12回 心筋梗塞について自己学習した成果を持ち寄ってグループで討議しますので,事前にまとめておいて下さい。新たに見出された問題点を自己学習して下さい。 第13回 心筋梗塞について自己学習した成果を持ち寄ってグループで発表に向けてまとめますので,事前に自己 |
履修上の注意 受講条件等 |
各自責任をもって調査・学習すること。 |
成績評価の基準等 |
振返りシート(行動)(10点),態度(学習・コミュニケーション・発表)(30点),テスト(60点)の合計100点で評価する。 |
実務経験 |
有り
|
実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
薬剤師業務に携わった経験を持つ教員が、病院・薬局業務における薬物治療の実践的能力について演習形式で指導する。 |
メッセージ |
遅刻をしないこと。 |
その他 |
第1回目の解説の際に対面、オンラインについての説明をします。 薬学教育モデル・コアカリキュラム:C7-(1)-⑦-1, C7-(1)-⑦-2, C7-(1)-⑦-3, C7-(1)-⑬-1, C7-(1)-⑭-1, C7-(2)-⑤-1, C7-(2)-⑨-1, E1-(2)-②-1, E1-(2)-②-2, E1-(2)-②-3, E1-(2)-②-4, E1-(2)-②-5, E1-(2)-②-6, E1-(2)-②-7, E1-(2)-②-8, E1-(3)-1, E1-(3)-2, E2-(3)-①-1, E2-(3)-①-2, E2-(3)-①-3, E2-(3)-①-4, E2-(3)-①-5, E2-(3)-②-1, E2-(3)-②-2, E2-(3)-②-3, E2-(3)-②-4, E2-(3)-②-5, E2-(3)-④-1, E2-(6)-①-1, E2-(6)-①-2, E2-(6)-①-3, E2-(6)-①-4, E2-(6)-④-1, E2-(11)-①-1, E2-(11)-①-2, E2-(11)-①-3 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |