年度 |
2024年度 |
開講部局 |
生物生産学部 |
講義コード |
L8325001 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
応用極限生命科学 |
授業科目名 (フリガナ) |
オウヨウキョクゲンセイメイカガク |
英文授業科目名 |
Applied Extreme Environmental Life Science |
担当教員名 |
長沼 毅 |
担当教員名 (フリガナ) |
ナガヌマ タケシ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 月1-4:生C301 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
26
:
生物・生命科学 |
学問分野(分科) |
04
:
生命科学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
極限環境、オミックス、ゲノム、プロテオーム、メタボローム |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 分子農学生命科学プログラム (知識・理解) ・生体分子・細胞・生物個体,個体群に関する知識・理解 |
授業の目標・概要等 |
深海や地底、南極、砂漠などの「極限環境」に生息する生物を紹介し、それらの生物が極限環境に適応できている生物学的な特徴を概観します。また、ゲノムやプロテオームなどのオミックス解析が進んでいる生物については、分子レベルでの適応メカニズムについても掘り下げ、バイオテクノロジーなどへの応用可能性を検討します。 |
授業計画 |
第1回 クマムシ、ネムリユスリカ 第2回 放射線耐性菌 第3回 地底微生物 第4回 深海生物チューブワーム 1 第5回 深海生物チューブワーム 2 第6回 深海魚、コオリウオ 第7回 南極の生物、特にペンギン 第8回 砂漠の生物 第9回 好塩生物 第10回 好酸性微生物、好アルカリ性微生物 第11回 好熱性微生物、好冷性微生物 第12回 ナノバクテリア、巨大ウイルス 第13回 恐竜・鳥類 第14回 地球外生命の可能性 第15回 極限環境生物とバイオテクノロジー
各回の最後に課題を出しますので、それへの回答を課題レポートとして提出して頂きます。 |
教科書・参考書等 |
教科書 なし 参考書 『SDGsに向けた生物生産学入門』(共立出版)の「1.13 極限環境の生物たちとオミックス」 参考書 『死なないやつら』長沼 毅(講談社ブルーバックス) |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
オンライン(オンデマンド)動画 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
動画で使ったパワーポイントをPDFにしたものを配布しますので、それをもとに予習・復習し、動画も必要に応じて繰り返し見てください。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
課題レポートの提出状況と内容から判断します。 課題レポートは1回の提出ごとに3点配点し、15回の合計が最大45点になります。 課題レポートの内容に応じて各回1~4点を加点し、15回の合計が最大100点になるようにします。 |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
海洋科学技術センター(現・海洋研究開発機構)深海研究部の研究員として深海調査を行いました。 第52次日本南極地域観測隊およびイタリア・スペインの南極観測隊の隊員として南極調査を行いました。 日本原子力研究開発機構との共同研究で地底微生物の調査を行いました。 その他、科学研究費補助金(科研費)等による海外調査で高山・砂漠・洞窟などでの調査を行いました。 これらの経験に基づき、自分の目で見た極限環境生物の例も含めて、より具体的で実感のある授業内容を提供できると思います。 |
メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |