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年度 2024年度 開講部局 生物生産学部
講義コード L6027000 科目区分 専門教育科目
授業科目名 里海再生のための陸~川~海パートナーシップ策に関する演習
授業科目名
(フリガナ)
サトウミサイセイノタメノリクカワウミパートナーシップサクニカンスルエンシュウ
英文授業科目名 Practical Cruise on Ecological Connectivity between Land and Sea
担当教員名 斉藤 英俊,若林 香織
担当教員名
(フリガナ)
サイトウ ヒデトシ,ワカバヤシ カオリ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   後期   セメスター(後期)
曜日・時限・講義室 (後) 集中
授業の方法 講義・実習 授業の方法
【詳細情報】
 
ディスカッション、学生の発表、野外実習、作業 
単位 1.0 週時間   使用言語 B : 日本語・英語
学習の段階 1 : 入門レベル
学問分野(分野) 26 : 生物・生命科学
学問分野(分科) 01 : 農学
対象学生
授業のキーワード 練習船豊潮丸, 広島湾, SDGs 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
 
授業の目標・概要等 広島大学生物生産学部附属練習船・豊潮丸は,令和4年度より第三期教育関係共同利用拠点に認定され,学外に向け共同利用の機会を提供しています。新たに提供する本科目では,練習船豊潮丸の1泊2日の広島湾航海への乗船を通じて,森・川・海のつながりと恵みに関する学びを深めます。森は自然林の残る宮島、川は太田川、海は阿多田島という代表的なフィールドを巡ります。
本科目でのSDGs学習ポイントは以下の3つです。
・海洋水質調査から豊かな栄養分が海へと供給されるプロセスを理解
・牡蠣養殖とカタクチイワシ漁業を通じて栄養豊かな水が育む水産資源を理解
・釣りによる魚類採集調査から広島湾の魚類生態系の実態を理解
これらの複合的な体験学習を通じて、里海広島湾における森・川・海のつながりの大切さを実感として理解してもらいます。
 
授業計画 12/12(木)9:00練習船基地(呉)集合,10:00乗船・出港,漁船操業の視察と船内講義,11:00水質調査(太田川河口付近),昼食,12:30牡蠣養殖の学習,15:30宮島入港,自然観察散策,夕食,釣り調査,レポート作成
12/13(金)8:00宮島港出港, 9:00水質調査(宮島沖),カタクチイワシ漁操業視察,昼食, 11:00釣り調査,13:00船内講義,レポート発表,船内清掃,15:30修了式(呉基地),解散

受講は最大10名。
応募多数の場合は抽選となります。

*寄港先の都合,新型コロナウイルス感染症の状況等により,予定の変更・中止が生じる場合があります。 
教科書・参考書等 参考資料は配布します。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】  
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
航海航路周辺の地理について事前に調べておくと、演習の意図への理解が深まると思います。 
履修上の注意
受講条件等
参加には約3,000円程度の乗船のための費用が必要となります(12月12日昼食~13日昼食まで毎食分,シーツ洗濯代など)
● 集合解散場所の事前事後の交通費は自己負担となります。
● 事前に学生教育研究災害傷害保険および学研災付帯賠償責任保険(財団法人日本国際教育支援協会)に加入しておいてください。
● 広島大学の新型コロナウイルス感染防止対策レベルに応じ,乗船最大人数,乗船前PCR検査の必要性,まん延防止措置・緊急事態宣言発出の都道府県への移動履歴等の要件が異なります。実習1ヶ月前を目処に,対策レベルに応じた行動要件を通知します。対策レベルにかかわらず,以下の3点は厳守していただきます。
1.演習開始直近2週間、毎日検温を行い体温が37.5℃を超えていないこと。
2.2週間分の健康確認・行動記録表を作成し、演習に持参すること。
3.演習当日の体温が37.5℃以下であること。
● 集合時間(別途お知らせします)を厳守してください。欠員があっても定刻に出港します。
● 集合・解散場所:広島大学生物生産学部 附属練習船基地
 〒737-0029 広島県呉市宝町7-4(電話0823-23-4853)
 JR広島駅からJR呉駅約35分(快速), JR呉駅より徒歩約15分
練習船基地 位置図
https://toyoshio.hiroshima-u.ac.jp/kiti/kitimap.html
● 各自持参するもの
 医療保険証,運動靴,船酔止薬,作業着(長袖,長ズボン,帽子),ノートPC(必須),筆記用具,洗面具,タオル,入浴用品,身の回り品等
※ショートパンツ,ランニングシャツ,サンダル,スリッパ等では作業できません。
※長靴,雨具は貸与します。
※タオル,入浴用品は船内に備えていません。各自持参して下さい。
● やむなく辞退する場合は,速やかに所属大学担当部署及び広島大学生物学系総括支援室に申し出て下さい。
● 問い合わせ先:広島大学生物学系総括支援室(学士課程担当)
〒739-8528 東広島市鏡山 1-4-4 TEL:082-424-4323
E-mail:sei-gaku-sien@office.hiroshima-u.ac.jp
● 履修希望学生に対する連絡
履修決定者には担当者より履修願に記載されたメールアドレス宛に電子メールで連絡があります。履修希望届を提出した学生は,担当者のメールアドレス
(saito@hiroshima-u.ac.jp)からの電子メールを受信できるように設定し,電子メールを定期的に確認してください。また,メールアドレスを変更した場合は,速やかに所属大学担当部署と広島大学生物学系総括支援室に必ず連絡してください。

* 新型コロナウイルスの感染状況により,大幅な計画変更あるいは実習中止となる可能性があります。
● 開催10日前以降のキャンセルについては乗船期間中の船内食事代全額を負担していただきます。
 
成績評価の基準等 受講態度 50 点,発表とレポート 50 点で評価 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 練習船豊潮丸は里海を実感する教育プラットフォームです。本演習を実施する広島湾は穏やかな水域であり練習船への乗船が初めての人にもお勧めの水域です。本演習は他大学からの参加学生と一緒に学びます(教育ネットワーク中国への提供科目)。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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