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年度 2024年度 開講部局 生物生産学部
講義コード L5016005 科目区分 専門教育科目
授業科目名 植物分子生物学
授業科目名
(フリガナ)
ショクブツブンシセイブツガク
英文授業科目名 Plant Molecular Biology
担当教員名 藤川 愉吉,田中 若奈,冨永 るみ,上田 晃弘,冨永 淳
担当教員名
(フリガナ)
フジカワ ユキチ,タナカ ワカナ,トミナガ ルミ,ウエダ アキヒロ,トミナガ ジュン
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   前期   1ターム
曜日・時限・講義室 (1T) 水1-4:生C301
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 26 : 生物・生命科学
学問分野(分科) 01 : 農学
対象学生 選択必修:生物生産学部 分子農学生命科学プログラム、応用動植物科学プログラム
授業のキーワード 植物のゲノム、遺伝子発現と調節、細胞の構造、形態形成、環境応答、遺伝子発現解析 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
応用動植物科学プログラム
(知識・理解)
・動植物生産に関わる分子・細胞・個体レベルの生命現象や,それを支える生産環境についての知識・理解
・フィールドにおける動植物生産機構並びに動植物と人間社会・自然環境との関係について,知識・理解

分子農学生命科学プログラム
(知識・理解)
・生体分子・細胞・生物個体,個体群に関する知識・理解
 
授業の目標・概要等 植物の分子生物学の基礎を学ぶ。前半は、植物のゲノム解析や遺伝子発現の調節、形態形成について概説し、後半は、植物の環境ストレス応答や細胞の構造と分化とともに、遺伝子発現の解析法について概説する。 
授業計画 第1回 植物のゲノムサイエンスI(藤川)
・ゲノム、倍数性、シンテニー、クロマチンの構造
第2回 植物のゲノムサイエンスII(藤川)
・相同遺伝子、反復配列
第3回 植物のゲノムサイエンスIII(藤川)
・C値、トランスポゾン、オルガネラゲノム
第4回 植物の遺伝子発現(藤川)
・転写、RNAポリメラーゼ、遺伝子の構造、シスエレメント、RNAプロセシング、オルガネラの遺伝子発現
第5回 植物の遺伝子発現調節(藤川)
・転写因子、クロマチン修飾
第6回 植物の形態形成(田中)
・花の発生、メリステム、ABCモデル
第7回 中間テスト(藤川、田中)
第8回 葉の光合成(冨永淳)
・ガス交換モデル、FvCBモデル、光合成の律速
第9回 植物の細胞構造1(冨永るみ)
・ミトコンドリア、葉緑体、液胞
第10回 植物の細胞構造2(冨永るみ)
・細胞壁
第11回 植物の細胞分化制御機構(冨永るみ)
・根毛分化、マイクロRNA
第12回 植物の環境ストレス応答(上田)
・環境応答、ストレス誘導性遺伝子発現
第13回 植物の遺伝子発現解析方法(上田)
・定量的発現解析、網羅的発現解析,組織・細胞特異的発現解析
第14回 植物の遺伝子発現解析の実際(上田)
・核酸の取り扱い,DNAシークエンス,リアルタイムPCR
第15回 期末テスト(冨永淳、冨永るみ、上田)

試験は計2回行い、またレポート課題を出す場合があります。
出欠確認は、各回を担当する教員の指定する方法にて行う。 
教科書・参考書等 授業は配付資料に基づき進めるため,教科書は使用しない。
ただし,以下の参考書は授業の理解を助けるので,適宜参照することが望ましい。
参考図書
 植物の生化学・分子生物学(Buchanann, B.B.他,学会出版センター)
 植物生理学(Taiz, L.他,培風館)
 花の分子発生遺伝学(平野博之・阿部光知,裳華房) 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】  
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
予習復習を行う事を前提にして講義を行う。


 
履修上の注意
受講条件等
復習を必ず行うこと。 
成績評価の基準等 中間と期末テスト(85%)と授業への参加態度(15%)により成績を評価する。
出欠確認は、各回を担当する教員の指定する方法にて行う。
ただし、学内規定により授業全体の1/3以上を無断欠席した場合、成績の評価はできない。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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