年度 |
2024年度 |
開講部局 |
生物生産学部 |
講義コード |
L4016004 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
食品物性工学 |
授業科目名 (フリガナ) |
ショクヒンブツセイコウガク |
英文授業科目名 |
Food Physical Property Science |
担当教員名 |
川井 清司 |
担当教員名 (フリガナ) |
カワイ キヨシ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 前期 1ターム |
曜日・時限・講義室 |
(1T) 水1-4:生C302 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心、演習中心、板書多用 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
26
:
生物・生命科学 |
学問分野(分科) |
01
:
農学 |
対象学生 |
3年次生前期(第一ターム) |
授業のキーワード |
食品工学、食品の力学物性、食品の熱物性、温度と圧力、食品の加工と保存 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 食品科学を理解するために必須となる化学・生物学・生化学・微生物学・物理学・数学などの基盤的知識 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 食品科学プログラム (知識・理解) ・食品科学を理解するために必須となる化学・生物学・生化学・微生物学・物理学・数学などの基盤的知識 ・食品及び食品素材の機能発現メカニズムの解明法と応用化に関する専門的知識 ・食品の加工技術や有用素材の開発に関する専門的知識 |
授業の目標・概要等 |
食品の物性を工学的に理解するために必要な基礎的事項を講義する。食品物性を工学的に解析するために必要な数学の基礎、食品の力学物性、熱物性、電磁気物性について解説する。また、これらの測定・解析手法を身に付けるための基礎的な演習を行う。更に、食品の製造および加工における各種物性値の利用事例についても紹介する。 |
授業計画 |
1. イントロダクション(食品の物性を工学的に理解する意味) 2. 食品の弾性(応力と歪み、弾性率) 3. 食品の粘性(応力とずり速度、粘性率) 4. 食品の静的粘弾性(クリープ、応力緩和) 5. 食品の動的粘弾性(貯蔵弾性率、損失弾性率) 6. 温度の影響(頻度因子、活性化エネルギー) 7. 湿度の影響(水蒸気圧、水分活性) 8. 食品の熱物性(顕熱と潜熱、比熱) 9. 食品の伝熱1(伝導伝熱、対流伝熱、輻射伝熱) 10. 食品の伝熱2(熱伝導率、熱伝達係数、総括伝熱係数) 11. 食品開発における各種物性値の利用1 12. 食品開発における各種物性値の利用2 13. 食品開発における各種物性値の利用3 14. 演習 15. 総括 |
教科書・参考書等 |
授業形式:講義、オンデマンド 使用する視聴覚教材の種類:特になし テキスト:特に指定しない 教材:必要に応じて配布する。 参考書:食品工学・生物化学工学(丸善)、食品物性学(建帛社)、食品のレオロジー(成山堂)、食品工学入門(アイ・ケイコーポレーション)、など。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,配付資料,映像(PC/その他画像資料) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
授業計画にしたがった予習と復習 |
履修上の注意 受講条件等 |
なし |
成績評価の基準等 |
授業成績の90%を期末試験によって、10%をレポート(課題)によって評価する。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
物理的なアプローチが“苦手”な食品科学コースの方に受講を薦めます。講義では数式も出てきますが、現象との対応を分かり易く説明します。「食品工学」および「食品開発学」をあわせて受講し、食品の製造・加工技術や工学的な思考方法を学んで下さい。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |