年度 |
2024年度 |
開講部局 |
生物生産学部 |
講義コード |
L4009004 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
生物資源利用学 |
授業科目名 (フリガナ) |
セイブツシゲンリヨウガク |
英文授業科目名 |
Bioresource Utilization Science |
担当教員名 |
大村 尚,平山 真 |
担当教員名 (フリガナ) |
オオムラ ヒサシ,ヒラヤマ マコト |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 金1-4:生C201 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心、ただし新型コロナの感染状況によってオンライン(オンデマンド形式)で実施する。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
26
:
生物・生命科学 |
学問分野(分科) |
01
:
農学 |
対象学生 |
学部3年生 |
授業のキーワード |
生理活性物質、バイオマス、ケミカルバイオロジー、海洋生物、昆虫、ホルモン、フェロモン、害虫防除 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 食品科学プログラム (知識・理解) ・食品及び食品素材の機能発現メカニズムの解明法と応用化に関する専門的知識 ・食品の加工技術や有用素材の開発に関する専門的知識
(能力・技能) ・海洋資源・畜産資源から食品を製造する技術の習得,安全かつ機能性の高い食品へと変換するための実践的方策に関する 考察能力
分子農学生命科学プログラム (知識・理解) ・生体分子・細胞・生物個体,個体群に関する知識・理解 |
授業の目標・概要等 |
生物が造り出す有機化合物には特殊な構造特性、顕著な生理活性を示すものがあり、我々人間はこれらを各種素材・薬剤・医薬品などの有用資源としてそれらを利用している。本講義では、海藻や昆虫などの海洋生物・陸上生物でみつかった有用物質・生理活性物質に焦点をあて、その構造を解析する方法について学ぶとともに、生態系での本来の機能、資源としての利用、農業・産業・医療への応用について解説する。 |
授業計画 |
第1回 イントロダクション-資源としての海洋生物 第2回 有用物質開発のための活用化技術 第3回 海洋生物由来蛍光タンパク質と生物発光 第4回 海洋バイオマス(カニ甲殻・海藻多糖)の多角利用 第5回 海洋生物のケミカルバイオロジー1:捕獲行動・防御行動 第6回 海洋生物のケミカルバイオロジー2:海洋生物毒 第7回 海洋生物由来の潜在的有用物質:紫外線吸収物質・抗ウイルス性タンパク質 第8回 中間試験 第9回 イントロダクション-農業・昆虫・生理活性物質 第10回 昆虫ホルモン 第11回 昆虫フェロモン1:性フェロモン 第12回 昆虫フェロモン2:性フェロモン 第13回 昆虫フェロモン3:集合・警報・その他フェロモン 第14回 昆虫フェロモン4:社会性昆虫のフェロモン 第15回 食糧としての昆虫 第16回 期末試験
第1~7回の講義について中間試験を、第9~14回の講義について期末試験をそれぞれ実施する。 |
教科書・参考書等 |
特に指定しない。資料等をmoodle等で配布する。
(参考書) 1.「水圏生化学の基礎」、渡部編著、恒星社厚生閣、2008 2.「海洋生物成分の利用ーマリンバイオのフロンティアー」、伏谷監修、シーエムシー出版、2005 3.「最新応用昆虫学」田付・河野編著、朝倉書店、2009 4.「昆虫生理生態学」河野・田付編著、朝倉書店、2007 5.「化学生態学への招待」林ほか著、三共出版、1998 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
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授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
予習:キーワードの内容などをあらかじめ参考書などで調べておくと良い。 復習:授業中に筆記したノートを参考書や配布するプリントをと照らし合わせながら見直すと良い。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
試験80%(程度) および 授業への参加態度20%(程度)により行う。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
この講義は、希望があれば英語で行います。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |