年度 |
2024年度 |
開講部局 |
生物生産学部 |
講義コード |
L2023008 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
水圏生産科学I |
授業科目名 (フリガナ) |
スイケンセイサンカガクI |
英文授業科目名 |
Hydrospheric Primary ProductionI |
担当教員名 |
加藤 亜記 |
担当教員名 (フリガナ) |
カトウ アキ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 後期 4ターム |
曜日・時限・講義室 |
(4T) 水1-4:生C302 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
26
:
生物・生命科学 |
学問分野(分科) |
01
:
農学 |
対象学生 |
3-4年生 |
授業のキーワード |
海藻類,海藻資源,増養殖,海藻・海草藻場,沿岸環境保全 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 「生物資源と食料生産,生物環境の保全に関する基礎的知識の修得」に相当する。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 水圏統合科学プログラム (知識・理解) ・水圏におけるさまざまな生物の形態学,生態学,生理学,病理学,生化学,遺伝学的特性を総体的に理解する。 ・水産生物の形態・生態と水圏環境との関わりの理解 |
授業の目標・概要等 |
海藻類の分類・系統,生理生態に関する基礎的な藻類学と有用海藻の増養殖や沿岸環境の保全に関する応用的な藻類学について理解する。 |
授業計画 |
第1回 海藻類の分類・系統 (1) 多様性・光合成色素と環境との関連
第2回 海藻類の生物多様性とフィールド研究
第3回 有用海藻の増養殖 (1) 概要
第4回 有用海藻の増養殖 (2) アマノリ
第5回 有用海藻の増養殖 (3) ワカメ・コンブ
第6回 有用海藻の増養殖 (4) モズク・ヒジキ・テングサ
第7回 有用海藻の増養殖 (5) ヒトエグサ ・スジアオノリ
第8回 第1〜6回の復習
第9回 海藻類の分類・系統 (2) 緑藻/褐藻
第10回 海藻類の分類・系統 (3) 紅藻
第11回 藻場と環境変化 (1)磯焼けと水温上昇
第12回 藻場と環境変化 (2)対策の例, 養殖と水温上昇
第13回 藻場と環境変化 (3)海洋酸性化と海藻
第14回 藻場と環境変化 (4) 瀬戸内海のニホンアワサンゴ群生地の海藻
第15回 7〜14回の復習(オンデマンド)
16講目に期末試験を行います。
講義の順序や内容は変更することがあります。対面で実施した場合も,講義の動画を利用可能にします。 |
教科書・参考書等 |
「藻類の多様性と系統」(千原光男編著,裳華房,1999年) 「藻類30億年の自然史 第2版」(井上勲編著,東海大学出版会,2007年) 「藻類 生命進化と地球環境を支えてきた奇妙な生き物」(ルース・カッシンガー著,築地書館,2020年) 「藻類の生活史集成」(堀輝三編著,内田老鶴舗,1993年) 「藻類ハンドブック」(渡邉信ら編著,NTS,2012年) 「海藻資源養殖学」(徳田廣ら編著,緑書房,1987年) 「食用藻類の栽培」(三浦昭雄編著,恒星社厚生閣 1992年) 「海藻利用の科学 新訂増補版」(山田信夫著,成山堂書店,2013年) 「有用海藻誌」(大野正夫編著,内田老鶴舗,2004年) 「ノリの科学」(二羽恭介編著,朝倉書店,2020年) |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
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授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
内容を良く理解できるよう予習・復習してください。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
定期試験(100) *ただし,講義を6回以上休んだ履修者は,定期試験を受けることができません。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
この講義を受講することで,海藻類の奥深さの一端を知ることができるでしょう。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |