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年度 2024年度 開講部局 生物生産学部
講義コード L2007004 科目区分 専門教育科目
授業科目名 水圏生物多様性論I
授業科目名
(フリガナ)
スイケンセイブツタヨウセイロンI
英文授業科目名 Introduction to Hydrospheric Biodiversity
担当教員名 大塚 攻,PANAKKOOL THAMBAN ANEESH
担当教員名
(フリガナ)
オオツカ ススム,パナッキュール サムバン アニーシュ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   後期   4ターム
曜日・時限・講義室 (4T) 金1-4:生C302
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心.基本的に「対面」で実施する予定であるが,新型コロナウイルス感染状況によっては「対面」から「オンデマンド型」に切り替えることがある. 
単位 2.0 週時間   使用言語 B : 日本語・英語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 26 : 生物・生命科学
学問分野(分科) 01 : 農学
対象学生 必修、2年生 (40)
授業のキーワード 水生無脊椎動物,生物多様性,進化,系統,保全生態, SDG 14 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
「水産生物に関する知識・理解」を得ること. 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
水圏統合科学プログラム
(知識・理解)
・水産資源の管理,増殖,利用,および水産業の経済動向について理解する。
・水産生物の形態・生態と水圏環境との関わりの理解 
授業の目標・概要等 海洋無脊椎動物の形態、分類、発生、生態、人間生活との関連などの基礎知識を養い、それらの系統、進化および生物多様性,保全生態についての最新の知見についても理解を深める. 
授業計画 第1回 イントロダクション(生物多様性) 
第2回 分岐分類、分子系統
第3回 原生生物
第4回 海綿動物、板状動物、中生動物
第5回 刺胞動物、有櫛動物
第6回 扁形動物、紐形動物
第7回 偽体腔動物類
第8回 環形動物、有髭動物、星口動物、軟体動物
第9回 軟体動物
第10回 節足動物と近縁動物群
第11回 毛顎動物、棘皮動物
第12回 触手動物

第13回 脊索動物,半索動物
第14回 無脊椎動物の系統,進化
第15回 期末試験

ターム最終日に期末試験を実施予定

海洋無脊椎動物の体制の単純な順に、各動物門の形態、分類、発生、生態、人間生活との関連について概説し、系統、進化プロセスについても理解を深める.
 
教科書・参考書等 プリント資料を適宜配布する.教科書として奥谷喬司ほか編「日本動物大百科、第7巻、無脊椎動物」(平凡社)を利用するほか,参考書としては岩槻邦男・馬渡俊輔編集「生物の多様性」(裳華房),白山義久編集「無脊椎動物の多様性と系統」(裳華房),石川良輔編集「節足動物の多様性と系統」(裳華房),R. Brusca & G.J.Brusca「Invertebrates」(Sinauer)を利用する. 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 テキスト,参考資料,動物標本閲覧 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
各動物群について教科書,参考書,配布プリントを十分に活用すること.第1,2,14回の授業については参考書を参照のこと.授業を受けた後に教科書,副読本で必ず復習をすること. 
履修上の注意
受講条件等
「水圏フィールド科学実習Ⅱ」も一緒に受講することが望ましい. 
成績評価の基準等 試験結果と授業への参加態度によって総合評価する.具体的には,各授業での質問に対する応答あるいは小テスト・レポート(おおよそ20点)および期末試験(おおよそ80点)の成績で総合評価する. 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 生物多様性に興味のある学生は是非受講のこと. 
その他 http://home.hiroshima-u.ac.jp/fishlab/

 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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